2008年12月15日

『地上5センチの恋心』 『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』

フロ.jpg
横浜の小さな映画館でフランス映画の2本立てを観ました。
そろそろ冬眠状態に入りつつあるので(爆)なるべく近場で映画を!
と思ったら2本共もうDVDになってますねあせあせ(飛び散る汗) 家で見れたじゃんあせあせ(飛び散る汗)
地上5センチ.jpg 『地上5センチの恋心』
2006年フランス 監督:エリック=エマニュエル・シュミット
公式サイト

 音楽がニコラ・ピオヴァーニで、「イブラヒムおじさんとコーランの花たち(2003)」の原作者の初監督作品。これだけで私にとっては”ツボ”なのだけど、「女はみんな生きている」「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」のカトリーヌ・フロが主演でこの人のそこはかとなくフンワリととぼけた面白さが生かされた作品でした。「モンテーニュ通りのカフェ」のアルベール・デュポンテルがここでも似たような役回りで登場して可笑しかった。

 10年前に夫は亡くなり、デパートの化粧品売り場で働いて生計を立てながらゲイの息子、お洒落と無縁のダサい娘&そのむさ苦しさの極致のようなボーイ・フレンドと一緒に狭いアパートで暮らすオデット。 でも彼女は明るく楽しく毎日を生きている。 子供達を愛し、憧れの小説家バルタザールの本さえあれば彼女の体は5センチどころかフワリフワリと空をも飛んでしまうのだった。

 ラストの展開はちょっと予想外で、この先は?なんてちょっと心配な部分もあるけれど、野暮な事は考えまい・・彼女のちょっと”天然”な明るさや性格の良さが小説家や家族を癒したように、私達観客の心を癒してくれる・・それだけでOKな作品なのだから。 劇中で使用されるジョセフィン・ベイカーの歌や人生は、主人公のオデットの「前向きな生き方」そのもの。 いや、「生き方」というような大袈裟なものではなくて、日常の小さな出来事にも喜びを見出せる才能が彼女の最大の長所なのでしょうハートたち(複数ハート)


プライスレス.jpg  『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』
2006年フランス 監督: ピエール・サルヴァドーリ
キャスト:オドレイ・トトゥ、ガド・エルマレ

 フランスの高級リゾート地/ニースやモナコなどで、お金持ちをたらし込み(言葉悪いですがあせあせ(飛び散る汗))貢がせては次へ乗り換える女たち・・キュートなオドレイちゃんの潤んだまん丸お目目に騙されてはいけませぬぞ! という映画ではありません・・でもそうかも(爆)
お金では買えない幸福に気が付いた若い2人の話です。

 モナコの4つ星ホテル「ホテル・ド・パリ」は「ヒトラーの贋札」でも富の象徴のように登場しますが、庶民には夢のまた夢のような高級ホテル。。そこで全身ブランド品に身を包み、長期滞在などする種族は本当に世界でも一握りだと思うのだけど、裕福だけど孤独な老人達、その彼や彼女達をカモにする若い子達も残るのはむなしさだけ? まあどちらも私には別世界なので(爆)興味深く鑑賞しました(爆)
 
posted by マダムS at 11:45| Comment(6) | フランス映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらにも〜☆

>横浜の小さな映画館でフランス映画の2本立て
あ、良いですね〜、素敵だわ♪
ウチの近くにも名画座があると良いのになあ、と何時も思います。。
都内まで行くと思うとなかなか行きそびれてしまって・・・

「地上5センチの恋心」
カトリーヌ・フロ、私も好きなんです〜!
ふわふわとしているけど何処かさっぱりとしていて、ホント可愛いおばさんですよね。
終盤ちょっと二転三転し過ぎたかかな!?とは思うものの、全体的にはとっても良かったでした♪

「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」
オドレイちゃん、細身のドレスを何枚も着こなしてましたね〜
ドレスとホテルを見ているだけでため息〜♪
し、しかし、世の中には高級リゾート地を渡り歩く大金持ちの老人とそれ目当ての若い娘がいるのですね!全然知らない世界だったのでこれまたビックリ致しました・・・!
Posted by Puff at 2008年12月15日 19:45
★Puffさん
カトリーヌ・フロ! 可愛いですよね〜
「地上〜」は評判が良いし観たかったんですが、東京でしか上映なくて・・つい行きそびれてしまったんですが・・ 
そういう作品をちょっと遅くなっても2本立てで上映してくれるのは有難いです。 東京だと早稲田松竹とかギンレイとか・・そんな感じ。
そうそう!ちょっと最後ね・・彼女もしかして!って思ったら違ったりで(笑)

おお「プライスレス」もご覧になってたのですね!? これはね〜内容もテンポもちょっと・・なんですが、そうそ!ドレスとホテル見てるだけでため息ものでしたね〜笑
あの300万円?腕時計もオドレイちゃいますね!
縁がないでっす 私には(爆)
Posted by マダムS at 2008年12月15日 23:42
『地上〜』、私もDVDで観ましたっ!
オデットと家族が踊りだした時はこちらまで楽しくなり、微笑ましい映画でした。
もうすぐロマン・デュリスの映画『PARIS』が公開されますね。
あと『マルセイユの決着』というのも期待大ですが、どちらも渋谷なのがトホホです…。
何気にフランス映画公開ラッシュでございますよっ!
Posted by Ruiji at 2008年12月18日 14:30
★Ruiji さん
おおっ ご覧になりました?
家族のダンス!微笑ましかったですよね〜
あのゲイの息子ちゃんも可愛くて(^^)b
そうそう そうなんですよ〜 私も観たい!
その2本っ でも渋谷なんですよねーー(ーー;)
さぶいよ〜〜〜
Posted by マダムS at 2008年12月18日 16:04
こんばんわ、横浜の名画座って私も夏の終わりに「ランジェ公爵夫人」と「つぐない」の二本立てを観に行って来た所じゃないかと思います。いつもなかなかにくい二本立てを上映しているみたいですね。
「プライスレス」はフランスで結構ヒットしたのですが、ご当地ならではの皮肉が受けても、日本で観ると単なる軽いコメディに感じられちゃいますね。
その点「地上〜」の方は、御伽噺にしても日仏どちらで観ても楽しい作品でした。お馴染みカトリーヌ・フロですが、踊って歌える彼女を観たのはこれが初めてで、すごい!って思いました。
Posted by nono at 2008年12月21日 23:56
★nonoさん
わぁ〜 こんにちは〜〜いらっしゃいませようこそ♪♪(^^)/
コメントとても嬉しいです!

きゃ〜横浜までわざわざ映画を見にいらっしゃることなどあるのですか? うーむ「ランジェ公爵夫人」もかかっていたのですか!?気がつかずにいましたー残念!(ーー;)
2本立て!有難いですよね^^ おそらくその同じ映画館だと思います。一時期バタバタと付近のミニシアター系劇場が閉鎖されて寂しく思ってまして・・ここもしばらくお休みしていたはず。。それですっかりチェックせずにいたら、またいつの間にか立派に復活してくれたのです〜! そうなんですよねなかなか憎い二本立てで嬉しいんです♪

「プライスレス」
そうですか〜 やはりご当地でないと解らない細かい皮肉などあったのですね? うーん、表面でしか判断出来ないのがクヤチイ!(笑)
「地上〜」
”舞い上がるような気持ち”を 綺麗に楽しく映像化してくれていて楽しい映画でしたよね♪ そうですよねやはり一流の女優さんはなんでもこなせるのでしょうか^^スタイルも良くて見習いたい女性ですわ。


Posted by マダムS at 2008年12月22日 12:18
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