2009年01月31日

『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』 試写会で

ベンジャミン・バトン原題『THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON』
監督:デビッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、タラジ・P・ヘンソン

公式サイト(米)(音楽が良いし、ちょっとした仕掛けのある映像も面白いです! トップページの「Enter the Site」をクリックして出たページの英文の最後に出た「Continue・・」をクリックして見て下さい)

 公式サイト(日)

 物凄ーく久しぶりに試写会に応募したら、めんずらしく当たったので見て参りました。 残念ながらゲスト登場の六本木ではないですけど。。

 いや〜 なかなか良かったですよ! 期待以上でした!
年老いて行く事は誰しも辛いことではあるけれど、それでも人生は愛おしい・・観終わった後にそう思えて来るような・・3時間超の長さがちっとも苦にならない・・この上なく美しい作品です。

 なんとなく『フォレスト・ガンプ』の雰囲気に似てるなぁと思ったら、同じ脚本家だったんですねぇ・・。 次第に若返って行くブラット・ピットと次第に年老いて行くケイト・ブランシェット。 時間が逆に流れて行く2人の恋愛が切ないです。女としてはかなり辛い。 何故そのように時間が逆戻りするのか?その辺はファンタジーではあるけれども、冒頭の親の「ある想い」には泣けてしまいます。

 それでも健気に成長して行くベンジャミン。。 めまぐるしく変化する環境に揉まれ、傷つき、それでも人生に立ち向かっていく様が美しく・・ベンジャミンの育ての親となるママをはじめ、彼を見守る人達の温かさが心に沁みます。それが淡々と描写されているにも関わらず、観客の心にはしっかり響いてきますし、終わったあと、いつまでもしみじみとした余韻が残ります。
 
benjamin4.jpg このような私好みの映画がアカデミー賞に13部門ノミネートされたのも嬉しい。

 そして、話題のCGが本当に見事! 老人の体で生まれた赤ん坊〜中年期までのベンジャミンをどうやって撮影したのか?DVDの特典映像でメイキングが入っているといいんですが・・。 ブラット・ピットの感情をグッと押さえた演技も良かったですねぇ。。孤独だしツライはずなのに大袈裟に泣いたり喚いたりせず、じっと耐えて自分の運命を受け入れていく様が良いです。 

benjamin3.jpg また、スクリーンの中での若い頃のブラピを知っている観客は、どんどん若くなっていくベンジャミンに、いつしかブラピの巻き戻しを見ているような不思議な感覚を味わいます。 
こりゃ、ファンにとってはたまらんでしょう〜揺れるハート 
今までの実績も十分ですし、そろそろオスカーもあげてもいい頃かもしれませんね〜(昨年の『ジェシージェイムスの暗殺』も素晴らしかったですから)
  
posted by マダムS at 19:17| Comment(6) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゲスト出演の試写会でなくても、羨ましいです!
もうご覧になられたとは・・・・。
私も早く見たいです〜〜。待ち遠しい・・。

米の公式サイト、早速見てきました。
モノクロの写真でしたが、ほんとちょっと仕掛けのある映像も面白かったです。
カメラがどんどん近づいていって、彼をアップする趣向でしたねぇ〜。

それにしても、年をとっている時は彼本人ですか?
CGを使っているのでしょうか?私もどうやって撮影したのか知りたいです!!
ちょっと聞いただけでも、音楽もすごく良さそう〜!?
私ももうそろそろ、ピットにオスカーあげても良いと思いますが・・・。
Posted by 紫の上 at 2009年02月01日 18:43
★紫の上さん
これね、”ブラピの若返り”だけが売り物の映画だと思って観たら大間違い! 良い意味で予想を裏切るなかなかの傑作でした♪ さすが、デビット・フィンチャー。
原作は短編だそうですので、監督の創造力のたまものでしょう〜
CGのね、仕掛けが知りたいんですよ! 顔はどうにかなっても体型や身長ががが・・??
是非是非ご覧になって感想お聞かせ下さいませね!!
Posted by マダムS at 2009年02月01日 23:10
マダムごひいきのブラピの映画の試写会が当たってよかったですね。^^

うちの夫婦は、どっちが看取るほうになるのかなあとか考えました。

体は子供のような身長の大人の人のを使って、そこにCGでブラピの顔を乗せたりしたのもあるみたいですね。

↓のサイトのケイトが泳ぐプールの秘話は面白かったです。
http://yahoo.tv-bank.com/benjaminbutton/video.html
Posted by MACHI at 2009年02月02日 19:44
★MACHIさん
ハイ!久しぶりの試写会でした〜♪ 辺鄙な場所だったので、応募者が少なかったのかもです(笑)
あの最後は衝撃的ですけど、泣けましたねぇ・・
考えてみれば容貌は映画とは違っても肉体をまとった精神は同じような感じで皆死んでいくんですものね・・そんな事も感慨深い作品でしたね。
CGはやっぱり”その手”でしょうかね! 技術が発達して本当に上手く仕上がってますよねぇ(驚)
ご紹介のサイト、覗いてみました。 面白いトリビアが紹介されてましたね 有難う♪
Posted by マダムS at 2009年02月02日 21:21
長さを感じないほどに、画面に見入ってしまって、
人の人生をじっくり見させてもらった感じです!
激しい感動ではなく、心に染みいるような感動でした!!
とても良かったです〜〜♪

>年老いて行く事は誰しも辛いことではあるけれど、それでも人生は愛おしい・・
まさにその通りでしたねっ!

まさかデビット・フィンチャーがこのような暖かい作品を作るとは驚きでしたが、
おとぎ話のようなストーリーだけど、違和感なく、納得させられてしまうのは、監督の力量によるのか・・・と。

また、ブラピの素晴らしさを再確認した次第です。
本当に感情をぐっと押さえた演技、とても良かったです!!
「ジョー・ブラックをよろしく」が一番彼の美しい時だったように思いますが、また彼の若い頃にお目にかかれて、得した感じでした・・・。
Posted by 紫の上 at 2009年02月19日 00:48
★紫の上さん
おっ ご覧になりましたネ♪
そう!仰るとおり、心に染み入るような感動でしたよねぇ。
デビット・フィンチャーもこういったタイプの作品も撮れる人なんですね〜 私も驚きましたよ。

 確かにあり得ないお伽話ではあるかもしれないけれど、一日一日を大切に生きよう!という気にさせてくれるような暖かい作品だったと思いません?観て良かったですよねぇ〜
「ジョー・ブラック〜」とか「リバーランズ〜」の頃の美しいブラピに再会出来たような不思議な気持ちもお買い得でしたよねっ(笑)
Posted by マダムS at 2009年02月19日 21:12
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