2006年01月10日

『高慢と偏見』1940年版と、イギリスBBCドラマ版

ペンバリー.jpg
1月14日より公開される キーラ・ナイトレイの『プライドと偏見』公式サイト
とても楽しみなんですが、実はこれ、60年以上前に一度映画化されていたんですね〜知りませんでした! 今回友人のご好意で鑑賞する事が出来ましたのでご紹介♪

高慢と偏見40.jpg『高慢と偏見』PRIDE AND PREJUDICE
1940年 アメリカ映画 (白黒118分)
原作 ジェイン・オースティン
監督 ロバート・Z・レオナード
出演 グリア・ガースン ローレンス・オリヴィエ
イングランドの田舎町。5人の年頃の娘がいるベネット家の近くの荘園に、お金持ちの独身Mr.ビングリーがこれまたハンサムで独身の友人=Mr.ダーシーを連れてやってくる!
娘達をお金持ちに嫁がせたいマダム・ベネットは大騒ぎ!! 当時は女性に財産の相続権は無く、息子のいないベネット家では当主亡き後は従兄のMr.コリンズに全財産がわたってしまうからだ。 隣家の娘に先を越されては大変としたたかな策を練り始める。 性格の良い長女、気の強い次女・・娘達もそれぞれ未来の伴侶にとまんざらでもないが、それぞれの親類など絡み、プライドや偏見、誤解などで惹かれながらも反発しあう・・・そんな心の機微を小気味良い台詞の応酬で綴るラブ・コメディー。「心の旅路」で大好きなグリア・ガースンだが、お美しいがちょっとこの役にはトシマ過ぎのような気も・・年取ってからの印象しかないローレンス・オリビエもこの頃はまだ若い! 長編の原作は未読ですが(ちなみにメグ・ライアンの「ユー・ガット・メール」で、ヒロインがトム・ハンクスと初めて会うときにカフェで持っているのがこの本) 短く上手にまとまってる印象。舞台劇みたいですね。当時ハリウッドで多く作られたスクリューボール・コメディ(注)のノリでしょう〜わーい(嬉しい顔)楽しかったです。

(注)スクリューボールとは変化球の意味で、ソフィスティケーテッド・コメディ独特の都会的で機知に富んだテンポの良い台詞の応酬やストーリー展開と、スラップスティック・コメディ独特の騒々しいアクションを融合させてそのミスマッチで笑いを誘い、どんなトラブルが起きても必ず全てが丸く収まる結末が観る者を和ませる、ハリウッド黄金期独特のコメディ。

高慢と偏見95.jpg★もう一つはイギリスBBC製作のTVドラマ。
だいぶ前に日本でも放送されましたので、ご覧になった方も多いかと・・数年前に『ブリジット・ジョーンズの日記』の公開時に、これを元に書いたという事で話題に上がっていましたよね〜♪
『高慢と偏見』 [PRIDE AND PREJUDICE]
1995年/イギリスBBC/DVD2枚組(302分)
原作 ジェイン・オースティン
監督 サイモン・ラングストン
出演 コリン・ファース、ジェニファー・エイル

高慢と偏見954.jpgコリン・ファース版 302分! 一気に鑑賞しました! いや〜素晴らしかったです。 それぞれのキャラが立っていて飽きさせない面白さがありますね〜 イギリスでTVの放送時間には町に人影が無くなったというのも満更大げさではないでしょう。 エリザベスとダーシーの恋のゆくえにハラハラ・・ ゆっくり時間を掛けられる分、実に丁寧に作られていました・・
高慢と偏見952.jpgイギリスの田園風景も評判通りため息が出るほど美しい! 
ペンバリーのお屋敷(ダーシーの家)を観た時のリジーの叔母の台詞「この屋敷の女主人になれるならなんでもするわね」 同感でっす♪ しかし、とっても恥ずかしい母親じゃあるまいし・・リジーはもちろん姑息な手段などは使いません! 本物の愛に賭けるのでした。年頃の娘さん達のそれぞれの結婚感と、仲良し姉妹の心の触れ合いなど情感溢れるシーンも多く、十分満足出来る出来でした。

というわけで・・
キーラ・ナイトレイ版は どう料理してくれているでしょうか!?
予告編を見る限りでは、ダーシー様がなんだか”華”のない俳優さんだなぁ〜という印象ですけど・・笑  早いうちに観に行こうと思っております。


ロケ地を詳しく紹介して下さっているサイトさんを見つけました↓
こちら
〜を訪ねる旅♪など行きたいですねんるんるん
この記事へのコメント
ラクサナさんとわたくしめは、先月試写会で鑑賞。
おとといだったか、テレビ番組で檀ふみがイギリスを旅してて、この映画のことも出ました。原作者はずっと独身で、40代で亡くなったみたいですね。女が小説を書くのは生意気だと言われる時代なので、自分の名前を出さずに出版。ごく近しい人にしか、自分が作者だと言わなかったそうです。
生活のために、愛の無い結婚はしないと言うエリザベスの台詞は、原作者自身の理想だったのではと檀ふみが言ってました。
マダムの感想、お待ちしております。
Posted by MACHI at 2006年01月11日 13:46
>MACHIさん
おお・・すでに試写会で鑑賞済みですか〜
そうでしたか〜原作者のジェイン・オースティンは夭折されたのですね? 「若草物語」のジョーを思い出しましたけど、小説家に限らず女性の地位はまだまだだったんですね〜なるほど、エリザベスの台詞、気をつけて味わいますね^^
Posted by マダムS at 2006年01月11日 22:05
マダム、そうなんですよね、グリア・ガースンは、ちぃ〜と年齢がっ!(^^;でもオリジナルはコメディ色も強く、豪華な衣装も楽しめて、Sir.ローレンス・オリビエの若き気品アルお姿も拝めて愛すべき作品でしたね。
『プライドと偏見』の、キーラ・ナイトレイは良かったです!この名作を現代に蘇らせて、(設定を移したのはブリジット・ジョーンズかもしれませんが)真摯で美しく凛とした恋する若き女性を心身ともに体言していました。この作品の流れるようなカメラワークも必見かと・・・。
おっと、ジェイン・オースティンは生涯独身だったのですか・・・(次女だったのかな?)結婚が全てではない現代でも、こういった作品の色があせないのは・・・やはり理想の相手を見つけることが永久不滅の人間の課題なんでしょうかね(^^?
Posted by ラクサナ at 2006年01月12日 10:45
私も今日試写会でみてきまーす。
古い作品も見てみようかなー
Posted by 更紗♪ at 2006年01月12日 17:22
>ラクサナさん
大変お世話になりました〜感謝感謝!
これはとっても楽しいお話になっていましたね〜! んがやはり原作は立派な文芸作品なんでしょうね(苦笑;) 衣装は白黒でも豪華に見えるんですから、是非カラーで観てみたいもんです。うーむ、ラクサナさんの感想を読んでキーラ版とっても楽しみになりました♪ 女性必見でしょうかっ!

>更紗♪さん
おお〜試写会ですか〜!いいな〜♪
感想お待ちしておりますっ
Posted by マダムS at 2006年01月12日 22:55
またまたUKの田園風景が見られるというので、是が非でも観に行かねば映画であります。今週末から公開なので来週の休みにでも観にいきたいなぁと思っております。
実はコリン版は未見なんです...kukuku...ビデオショップに無くって...過去に日本放送協会で放映あったみたいね?それとローレンス・オリビエ版もあったのですか!?観たいけど...ビデオなのかな?
Posted by margot2005 at 2006年01月13日 01:15
>margot2005さん
コリン版とローレンス版、
お任せ下さい! のちほどメール致します♪

Posted by マダムS at 2006年01月13日 07:34
マダム、こちらもTBさせて頂きました。
コリン版も楽しみで・・・
当分『高慢と偏見』マイブームが続きそうな予感。。。(^。^)
Posted by ラクサナ at 2006年01月16日 00:59
>ラクサナさん
は〜い! 私も現在”マイブーム”中♪
ジェイン・オースティンにもはまりそう。
『いつか晴れた日に』ももう一度観る為にレンタル中〜〜♪
Posted by マダムS at 2006年01月16日 12:19
参考にこんなサイトはいかが。
http://www1.odn.ne.jp/~cci32280/pbAusten.htm
Posted by MACHI at 2006年01月16日 22:36
>MACHIさん
おおお・・これはまた完璧なジェイン・オースティンの紹介サイトですねっ!有難う御座います♪ 本も読みたいですけれどつい簡単な映画に走ってしまいます(汗)。ユアンめあてで観た「エマ」もTVドラマにもなっているんですねぇ・・。
姉妹の愛情などが描かれているのは実体験なのね・・若くして亡くなって本当に残念な方でした。
Posted by マダムS at 2006年01月17日 07:42
http://www.arukikata.co.jp/webmag/2005/cinema/drama03_01_051100.html#01

“地球の歩き方”のサイトで「プライドと偏見」のロケ地紹介していました!行きたい!!
コリン版とロケ地が違うのですね?
Posted by margot2005 at 2006年01月17日 20:50
>margot2005 さん
おお・・「地球の歩き方」WEBサイトもあったんですね!
これからご贔屓にさせてもらいますわ(^^)v
「プライド〜」のページ観てみましたわ〜ほんとだ〜コリン版とはロケ地が違うようで・・あのような立派なお屋敷がそんなに沢山あるのかっ!?っともう驚きでございます(汗)
Posted by マダムS at 2006年01月18日 06:31
こんにちは♪
一気に見てしまいました〜!
いまだにコーフンしております(笑)
こんなことなら数年前に購入しておけばよかった・・・。
9000円を惜しんだために・・・(苦笑)
やっぱり小さなエピソードを積み重ねているので、ダーシーたちの心理の変化が読み取りやすいのがいいですよね。
イギリス映画が好きだー!って改めて思いました。
Posted by ミチ at 2006年01月25日 20:06
>ミチさん
早速にお返事ありがとう〜♪v(⌒o⌒)v♪
コーフン!わかりますわ〜 なんだか幸せなコーフンですよねっ^^私もレンタルを数年前からずっと探していたんですが、ついに諦めて購入したんですぅ(汗;)
TVドラマもいいもんだな〜と思いますよね じっくり時間がかけられる分、やはり登場人物を丁寧に描けますから・・
イギリス映画 好きですよ〜私も♪
Posted by マダムS at 2006年01月25日 20:50
マダムSさん、はじめまして。
TBさせていただいたら、文字化けしてしまいました(>_<)
また同じのが飛んだら申し訳ないので、このままにしておきます。

このBBC版、長いので初見の時以外は、一気に観るのは難しいですが、
やっぱり何度も、途中からでも見直してしまいます。
映画は別物だから、と何度言い聞かせても、本当はBBC版がいい!コリン・ダーシーがいい!と本心は嘘をつけません(笑)
Posted by 悠雅 at 2006年01月27日 01:06
> 悠雅さん
初めまして♪ あちらこちらでお名前はお見かけしておりました〜ようこそおいで下さいました 嬉しいです(*^ワ^*)
TBの文字化けはどうしてでしょうね?でも大丈夫ですよ^^私も先ほどお邪魔してお返しして参りました。これからもどうぞよろしくお願いします。
BBC版、やはり購入して良かったと思ってます。今は友人の所を回っておりますが、戻ってきたらまた何度でも見返したいですわ♪
先にこっちを観ても、映画版の後から観ても、皆さんやはりこちらに軍配あげておられますよね〜〜うふふ。
Posted by マダムS at 2006年01月27日 10:08
BBC版観させて頂きました。
もうお涙物に良かったです〜!
若々しい映画版も私は好きなんですが、
やはりじっくりと時間をかけて心をときほぐしていくダーシーとエリザベスのドラマは、映画版にはない大人の高慢と偏見ですよね。
全体的にコチラの女性人は太めかもですが、エリザベスのジェニファーさん、上手いですよね・・・最初ちょっと演技がメリル・ストリープ仕様なのが気にかかりましたが、もうもうすっかり魅せられてしまいました。そして『ブリジット・ジョーンズの日記』に、コリン・ファースがキャスティングされた時の熱気が、やっと今判る気がします。(^。^)そういえば長女ジェーン役のスザンナ・ハーカーは、イアン・グレンの奥様だそうですね。風景も素晴らしかったし、あの胸から切り替えのドレスで彼女たちが走る姿がとっても可愛かったです♪
Posted by ラクサナ at 2006年01月31日 17:00
>ラクサナさん
ひゃ〜喜んで頂けて私も嬉しいデス♪ 感想ありがとう〜♪
やはりこちらを観てしまうと映画版がどうしてもダイジェストみたいに見えてしまうんですよね〜これはもう仕方ありませんねぇ・・
あ・・ジェニファー・エールの表情がどこかで見た・・と思っていたんですが、そうだ!M・ストリープだわっ!有難うゴザイマスすっきりした(笑) あのドレス・・ネグリジェみたいで可愛いですよね^^ おお・・長女役のあの方はイアン様の奥様でしたか〜!知りませんでした。古典的な美人顔ですよね^^この作品にはぴったりだと思います。 コリンの「ブリ日記」ももう一度見直さなくてはと思う今日この頃であります。
Posted by マダムS at 2006年01月31日 21:32
こんばんは♪
サー・オリビエ版はスクリューボール・コメディ風なのですね、へぇ〜〜
リメイクごとにシリアスなドラマになってきたのかしら・・^^;
見比べるのが 本当に楽しみです!
やはりBBC版がどこに行っても評判が良いですね〜。
長時間なだけに丁寧な描写が素晴らしいですよね。
こうしてBBC版は普遍的な人気を博しているのですが それも納得出来るものです。
それにしても イギリスの片田舎っていいですよね。
いつか行きたいわ。。。
Posted by カポ at 2006年02月06日 22:25
★>カポさん
サー・オリビエ版 是非ご覧下さいね(^^)v
実はコリンの「ブリ日記」昨日久しぶりに観ましたぁ〜♪ 以前公開時に見た時に「高慢〜」を先に観ていたらもっともっと楽しめたのにな〜と改めて思いましたです。やっぱり関連作は観ておくに越した事は無いですね〜観れば尚更楽しめるってことですね〜〜〜♪
Posted by マダムS at 2006年02月07日 07:14
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