2006年03月29日

『ベルリン、僕らの革命』 DVDで

”白バラ”の時代からビュビューンと60年!
時を隔てて現代に蘇った(!?)ゾフィーは革命を成し遂げられたのでしょか?
先日、劇場で鑑賞した『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』のゾフィー役=ユリア・イェンチが気になって(ダニエル君も)鑑賞してみました。

edukators.JPG

(原題:THE EDUKATORS)
2004年 ドイツ=オーストリア
2004年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
監督:ハンス・ワインガルトナー
出演:ユリア・イェンチ、ダニエル・ブリュール、スタイプ・エルツェッグ、ブルクハルト・クラウスナー

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[Story]
現代のベルリン・・
金持ちの留守宅に忍び込み、家具を広間に積み上げるなどのイタズラをし、「ぜいたくは終わりだ」「財産がありすぎる」とのメッセージを残して立ち去るなどの活動をする者がいた。彼らは何も盗まず、人を傷つけたりはしない・・

メッセージの署名は”エデュケーターズ”(教育人)←字幕でそうなってた
それは彼らにとって、金持ちばかりが優遇される現代社会への精一杯のレジスタンス・・・

メンバーは理想家肌のヤン(ダニエル・ブリュール)と、一緒に活動はするが”人生も楽しむ派”の彼の15年来の親友ピーター。
ある日ピーターは、予定していたバルセロナ旅行に、大家から立ち退きを要求され、敷金を返してもらう為に仕方なく居残りを余儀なくされた恋人のユール(ユリア・イェンチ)を残し、ヤンにユールの手伝いを任せて一人で行ってしまう。 残されたユールと部屋のペンキ塗りを手伝ったヤンは、お互いの理想や家賃が払えない理由を打ち明けたりするうちに次第に好意を持つようになる・・

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成り行きである金持ちの屋敷の主人を誘拐し、山小屋へ逃げ込む3人・・
彼らの運命は? 理想はかなうのか?

daniel.JPG

[Review]ちょっとネタばれ
”革命”というと、どうしても過激なものを連想してしまうが、
彼らは実に大人しい方だと思う。 
ポップなテクノ・ミュージックに乗って大人しく暴れる(笑)
青春の一時期に、理想の社会を求める若者らしいどこにでもいそうな彼らがいとおしく思える作品だった。 とは言え、一歩間違えば犠牲者が出そうな展開にハラハラもさせてくれる面白みもあり、最後まで飽きさせない。

誘拐したブルジョワ紳士が実は・・というオドロキもあり、
彼らも彼もゆっくりと自分を見つめていく時間があるのがいい。
アルプスの山小屋での生活が自然と心も清浄にしてくれるのか?
いや、彼らは元々善人なのだと思う。

ラストのちょっとしたどんでん返しもまたちょっとピリリと辛口。
結局? いやでも・・何かが変ったと思いたいのは理想なのかな。
ほろ”甘”の青春ムービーながらちょっと気に入った♪

カンヌ映画祭の上映後はスタンディング・オベーションもあったとか。
DVD特典でその模様も収録されていました。
ダニエル君、ちょっと猫背だねぇ^^しゃんと背筋を伸ばせばもっとカッコ良いのにと思う(笑)


posted by マダムS at 10:48| Comment(8) | TrackBack(2) | ドイツ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。すごくお洒落な映像で内容も考えられさせそうでよさそうな映画ですね。今度機会があれば見てみたいと思います。
Posted by ベネロップ at 2006年03月29日 11:42
最後のどんでんは あっ!であり、やっぱそうか…であり
お話しがピリっとしまった感じでしたね。
ダニエル君は猫背というより背中にお肉が…アワワワ
耽美系のゲルマン俳優もよいのですけれども
彼はスペイン系のハーフさんということでソフトな
取っつきやすい雰囲気ありますよねー。
Posted by M. at 2006年03月29日 12:28
チラシには、最後に意外などんでん返しとなっていましたが、このラストは気に入りました。
青春だねえという映画でした。見終わると、「ハレルヤ」のメロディーが残りました。

ダニエル君は、去年1月にこの映画のプロモーションで来日したんですが、某映画サイトで、その時の直筆サイン入りポラロイド写真が当たりました♪
Posted by MACHI at 2006年03月29日 19:41
綾 ベネロップ さん
是非ご覧下さいね

綾 M. さん
でしたねー! 大人になると人間って色々と知恵を付けていくもんなんですね・・
ダニエル君、日本人には親しみやすいお顔かもですね〜
体を鍛えてこれからも頑張って欲しいです(笑)

綾 MACHIさん
チラシも何も全然知らないでの鑑賞でしたので、ハラハラしながら観れましたわ。昨年前半は全然映画観れてないもんで・・
おお、サイン入り写真当たったんですね^^
MACHIさん、もうかなりの”お宝”持ちですよね〜〜
お宝紹介ブログ開設して下さいな〜〜(笑)
Posted by マダムS at 2006年03月29日 20:06
ぐーてんん
革命っていうのは、飛躍しすぎた邦題ですよねー。
ドイツ映画はヒット多しです。
Posted by かえる at 2006年03月30日 01:49
綾 かえるさん
は〜い ぐーてんもるげんっ〜 
邦題がね、ちと飛んでますよね^^でも「僕らの」と付けたのは正解かもと思いました。極私的なという意味か〜と観終わった後に解りますよね。
「ラン・ローラ・ラン」からのドイツ映画、元気ですね♪
Posted by マダムS at 2006年03月30日 08:11
マダムSさん、Guten Abend!

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。かなりごぶさたしてしまいましたがらんです。
覚えてらっしゃいますでしょうか?

ちなみに最近ドイツサッカーの影響でドイツ語の勉強してます。
↑の映画はドイツ映画好きなので公開当時観にいった作品ですがなかなか楽しめましたね。Danielくんが猫背とはしりませんでした(^^;ハンサムなのになぁ。。
では今年もどうぞよろしくおねがいします。
Posted by らん at 2007年01月20日 18:20
綾らんさん
きゃ〜♪ らんさん!
本当にお久しぶりぶりっ!!覚えて?なんて当然じゃありませんかー! すいませんこちらこそすっかりお邪魔しそびれてしまって・・(^^;)
うわぁ ドイツ語習っていらっしゃるとは! そういえばらんさんと「グッバイ・レーニン」でダニエル君の話をしましたよね? ドイツ映画もなかなか良いものありますよね^^ 今年もドイツ映画祭も開催されるようですし、またお話出来るといいなあ。 宜しく♪
Posted by マダムS at 2007年01月20日 22:35
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『ベルリン、僕らの革命』
Excerpt: 3人模様の絶体絶命? 若さゆえの暴走が胸をうつ。 現体制に異を唱えて過激な行動をする青年とその恋人、3人の恋と青春。 親友同士のヤンとピーターは、金持ちの留守宅に侵入し家具を動かしたり ..
Weblog: かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
Tracked: 2006-03-30 01:46

映画『ベルリン、僕らの革命』
Excerpt: 原題:Die Fetten Jahre Sind Vorbei/The Edukators 金持ちを優遇する社会に対して不満を持つ若者達のささやかな反抗、そして三角関係から裏切りと友情、彼等の行き着..
Weblog: 茸茶の想い ∞ ??祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり??
Tracked: 2006-07-02 01:39
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