2004年08月09日

『しあわせな孤独』  もう一つの「21g」

shiawasena.bmp
監督・原案:スザンネ・ビエール
出演:ソニア・リクター/マッツ・ミケルセン/ニコライ・リー・カース
2002年デンマーク作品

公開時に気になりつつも観にいけなかったが、DVDでやっと鑑賞。

<あらすじ>
結婚を目前に恋人が事故で全身麻痺になってしまった彼女。
その事実を受け入れられずに苦しみ、周りの人々を傷つけずにはいられない彼。
事故の加害者の夫で彼の入院する病院の医師だが、彼女を慰めるだけのつもりが、いつの間にか深い関係に陥って悩む男。
加害者であり、思春期の娘を含む3人の子供を持つ主婦・・信じていた夫に裏切られ・・。
一つの事故がそれぞれの運命を変え、悩み苦しみ、そして下した決断とは?

<感想>
これはドグマのやり方で描いたもう一つの「21g」・・。
技巧を凝らさないシンプルな映像表現が、登場人物のナイーヴな心理をかえってクリアに浮き彫りにされた秀作と思う。
誰だってその人の立場になったらそうするかもしれない・・そうなるかもしれない・・。結論を押し付ける事無くカメラは優しくただ見つめている・・。
正しい判断が出来ない事だって人生ままあるよ・・・
そんな感じ。
ヒロインを含めた登場人物をただ優しく見送る感じのラストも良い。
心に残る一品となった。

posted by マダムS at 08:50| ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | その他のヨーロッパ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これなかなかいいですよね〜残りますよね。
どの登場人物の気持ちも痛いほど判る気がします。
観終わると「しあわせな孤独」という邦題も染みますよね。
そして・・・(*^^*;)b
加害者の夫役のマッツ・ミケルセンが、なかなか魅力的で印象に残ってて(ウィリアム・フィクナ−にちょい似?)、あのシャワーのシーンで、奥さんに「良い男ねぇ〜」と呟かせる・・・ん〜〜〜そんなんありでっか?旦那にそんな台詞言う奥さんがやっぱ世の中にはいる?(笑;)「キング・アーサー」でも円卓の騎士の1人で出てたんですけど、良かったですぅ。(出てることはキウイさんに伺ってまして、でなければ誰やったろう?って悩んでたかも、イデタチが違いすぎ?笑;)
Posted by ラクサナ at 2004年08月11日 01:21
>ラクサナさん
なは〜! 今日病院へ行くついでに「キング・アーサー」観てこようと張り切って行ったら、近所のシネコンのチケット売り場は溢れかえってて、もう上映開始時間10分前だってのに、優先窓口設けるでもなく私の前にまだ5、60人は並んでる風だったので諦めて帰ってきました はぁ〜!
夏休みにシネコンに行くモンじゃないス・・・汗(´д`;

で、そうなのよね〜〜夫役の彼ですか? 良く見るとなかなか可愛いですよねぇ〜W・フィクナー似っていうの解りますわ(^^)
んでも私はどっちかというとやっぱり濃い顔好きなので、全身麻痺の”彼”の方をなかなか可愛いじゃん・・などと思っておりました(笑)(*^^*)
Posted by スカーレット at 2004年08月11日 16:59
スカーレットさん、(*^ο^)こ(*^-^)ん(*^○^)ば(*^-^)ん(*^〇^)わ(*^∇^)v ニパッ♪

この『しあわせな孤独』は公開当時、観られた方から大人の恋の話で、どのキャラクターにも共感できて本当に素敵な作品だと教えて貰っていたのです。
こういう単館系って関東で公開してから関西に来るので、そういう評判を聞いてから行けるってメリットがあるのですよぉ〜〜♪
そう言った訳で(笑)公開と同時に観に行ってましたよん♪
ドグマはカメラが酔いそうになるのですが、こういう作品だと妙なリアル感が出てかえって効果的ですよね。
私もそれぞれの心情を全部受け止めたような気になって、けど見終わったときには妙な満足感のある作品だと感じました。

『しあわせな孤独』、その後の大評判で見たかったのに見られなかった『しあわせのためのイタリア語講座』。それと『しあわせの法則』。
しあわせ3部作って言われていたようですが、法則はあまり評判は聞かなかったし、見ようという意欲があまりそそらなかったような・・・(笑)
見られた方がいたら是非感想をお聞きしたいのですかぁ〜〜〜(^^ゞ
Posted by REX at 2004年08月12日 20:35
>REXさん
こちらへの書き込みありがとう! 嬉しいです♪
大人の恋・・そうね若い二人の決断は切ないけど仕方の無い事かな・・愛すればこそですよね? 熟年の夫婦の危機もヒートアップしてもやはり大人・・冷静になれて大人ですわね。 ある意味あの娘が救ってくれたとも言えて微笑ましかった。 時間が立てばまだ修復できるよってな終わり方でほっとしました。

もう一つは「〜の法則」だったんですね? ひゃ〜それってノーチェックでしたよ? そうか・・あまり評判になってなかったって事なんですね?(笑)
Posted by スカーレット at 2004年08月13日 07:53
スカさん、皆さん、こんばんはw
あの夫役の俳優さん、円卓の騎士に出ていたんですか?
全く気付かなかったわぁ〜(^^;)
というか、ランスロットしか眼中に無かったものですから、近いうちに再見するので c'kしてきます。(笑)

そして スカさんのお気に入りの彼氏は 何だかベン・アフレックに見えてしまって仕方なかったの、え?違う?(^^;)
この映画 私も今年のイチオシなんです。
劇場公開は2月だったかなぁ〜、帰り道の寒さの中、それでも気持ちは不思議に穏やかでした。
あのタイトルの意味が ラストで沁みたせいだと思います。
一人一人の孤独がドグマの手法も手伝って リアルに描かれていたけれど やっぱりあの夫の若い彼女に対する狂おしいほどの想いが 強烈に孤独をアピールしていた気がしています。
私にとっては 一年に1度か2度出会える秀作だったので DVDを早速買いました♪
じっくり見直して見ますわ(^^ゞ)
Posted by カポ at 2004年08月17日 01:06
>カポさ〜ん♪
お久ですぅ〜(^^)/ 
あっはっはっ ベン・アフレックですか? 実は私、ベンちゃんも結構好きだったりするんですわ^^ でも似てるとは思わなかったわ〜〜(爆)
カポさんは寒い時期にしっかり劇場鑑賞なさったのね^^余計あのタイトルが沁みたんですね? 
そうね〜あの夫君・・というより・・あの奥さんの気持にすごく感情移入して観ておりました! 思春期の娘に思春期の夫(!?)良く頑張ってるよな〜と感心。
あの夫婦・・時間が立てば乗り越えられるんだろうか? そう思いたいです(^^*)

あ、まったく同じ書き込みがダブっていたので一つ消させてもらいましたm(_ _)m ペコッ 
Posted by スカーレット at 2004年08月17日 18:41
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