2004年10月15日

秋の名画鑑賞 第3弾

秋の名作映画鑑賞 前回の続きです♪ 今回は音楽映画2本見てきました

『サウンド・オブ・ミュージック』
soundof.jpgTHE SOUND OF MUSIC
1965年 アメリカ
アカデミー賞(1965年)第38回 作品賞 、監督賞 、音響賞、編集賞、編曲賞受賞
監督:ロバート・ワイズ
音楽:リチャード・ロジャース(作曲)、オスカー・ハマースタイン(作詞)
出演:ジュリー・アンドリュース 、クリストファー・プラマー 、リチャード・ヘイドン

第2次大戦突入目前のオーストリア。 自由奔放な修道女見習いのマリアが、7人の子供たちの家庭教師としてトラップ大佐の家へ派遣される。軍隊式の規律で守られた厳格な家庭に戸惑うマリア。 だが、彼女は持ち前の明るさと歌で子供たちの心をつかみ、亡くなった前妻の思い出に囚われ暗く閉ざしていた大佐の心をも開く。そして次第に彼女の理解者へと変わり、いつしかお互いに愛し合うように・・。そんな中、ナチス政権が勢力を伸ばし、愛国心から親ナチを敵対視する大佐には厳しい監視の目が向けられるようになって・・。

なんと劇場で見るのは日本初公開時の小学校6年生の時以来・・約40年ぶり! 何度も繰り返しTVやビデオで鑑賞したが、やはり大きなスクリーンで見て感慨ひとしおだった。 そして改めて この作品の偉大さ、私に与えてくれた計り知れない大きな影響力を再認識したし、私にとっての”生涯のベスト1”である事を確信した。 多くの人に語り尽くされているので、今更ではあるが・・
ひとつひとつの歌の素晴らしさはもちろんの事、人に対する大きな慈愛の美しさ、高潔に生きる事の清々しさを教えてくれる心洗われる作品である。

そして、これほど見る年齢によって受け取るものが違ってくる映画も珍しいかもしれない。最初に鑑賞したのはまったく子供だったので、美しいオーストリアの風景や建物に心奪われ、マリアと子供たちの歌声に心踊り、買って帰ったサントラのレコードを擦り切れるほど聞いて自分の部屋でこっそり一緒に歌って踊るだけで満足だったが・・
少し成長してから見ると、長女の初恋の感情や、マリアと大佐の間に芽生える畏敬の気持やそれが愛に変わって行く過程がわかるようになり・・もう少し、世の中や歴史を知ってから見ると、ナチス侵攻によるオーストリアの人々の気持などがわかり、「エーデルワイス」の歌の意味が見えてくる・・。子供を持ってからは、子供の愛らしさに胸がつまり・・。

「ドレミの歌」や「私の好きなもの」ももちろん大好きだが、マリアがカバンを振り回し、大佐の家に始めて向かうときに歌う曲「自信を持って」は、新しい世界に飛び込む時に勇気を与えてくれるし、婚約者のいる大佐を愛し始めてしまった罪悪感から修道院に逃げ帰るマリアを 優しく勇気付ける曲「すべての山を登れ」は 困難から逃げずに乗り越えていく大切さを歌った名曲だ。そして、音楽祭で「エーデルワイス」を歌う途中、胸を詰まらせて声が出なくなる大佐をやさしくフォローするマリアと子供たちの姿には何度涙を流しただろう・・。
語りだすと止まらない・・私にとっては大事な映画だ。

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<すべての山を登れ>
翻訳: 森みさ氏 

すべての山を登り 高き低きを訪ね
すべてのわき道 小道をたどってみなさい

すべての山を登り 流れを渡り
虹を追って 夢を見つけなさい

あなたの愛を託せる夢を
あなたの人生を託せる夢を
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうだろうか・・新しい事になかなか踏み出せずにいる若者へ
そして今何かにつまづいているすべての人々に・・
なんと勇気を与えてくれる歌とは思いませんか?

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『愛情物語』
aijyomonogatari.jpgTHE EDDY DUCHIN STORY
1955年 アメリカ
監督:ジョージ・シドニー
出演:タイロン・パワー 、キム・ノバク

30〜40年代のアメリカで人気を得たピアニスト兼バンドリーダー 
エディ・デューティンを主人公とした伝記映画。
両親の反対を押し切りピアニストになったエディは、良家の令嬢マージョリーと知り合い彼女の援助を得る。やがて2人は結婚、子供も生まれるが、マージョリーの急死により心を閉ざしてしまい、生まれてきた息子と会おうともしないのだった。思い出から逃げるように兵士として戦争に趣くが、焼け跡に放置されていたピアノに思わず手が伸び、演奏するや集まって来た人々が大喜びし、目が輝く子供の顔を見て大事なものを忘れていた自分にようやく気づくエディーだった。

これは初めて見た。 「グレン・ミラー物語」や「ベニィ・グッドマン物語」は繰り返しTVで見たのだけど・・。エディー・デューティンという名前も恥ずかしながら知らなかったが、演奏された曲を聴いてこの有名な曲が彼のだったか!と改めて認識した。
内容も最初の妻との愛情物語だけだと思っていたら、妻の突然の死を子供との絡みとで乗り越えていく後半もあったとは! しかも自身さえも!という切ない話であった。ともあれ、劇中で演奏されるジャズの数々は見事で、音源は違うかもしれないが上手にピアノを弾いている様に見えるタイロン・パワーの熱演も素晴らしかった。
キム・ノバックも 他作品の妖艶なイメージとはまた違い、才能あるピアニストを影で支える愛情深い女性がとても似合って素敵。

やはり 音楽映画っていいですねぇ・・
至福の時を過ごしました




この記事へのコメント
またまたold cinemaを堪能されたようで良かったです。
『サウンド__」大画面はやはり子供時代のみですね。
後はビデオがTV専門。
「愛情物語」はビデオでもTVでも観てない気がします。
キム・ノバクとてもゴージャスですよね?こういった女優は
最近ハリウッドにいませんわよね。
さて下にカキコすべきなんですが__すんまそん。
今有楽町のスバル坐でおフランス映画上映しています。
今は「昼顔」「ノートルダムのせむし男」がかかってます。
来週よりジェラール様の「奥様ご用心」上映するようです。
み、観たい!!!「山猫」も来週からですよね。
楽しみにしています。「山猫」のイタリア語ですが、「若者のすべて」
でもイタリアン喋ってたドロン__あれって吹き替えなのかなぁ?
フランス人てイタリアン喋れると思うのだけけど__。
最近大作ものは食傷気味なので「世界でいちばん不運で
幸せなわたし」観に行こうかなと思ってます!!
Posted by rose@m at 2004年10月15日 20:00
は〜い!そうなんです・・今月は1本もまだ新作見ておりません^^
ちょっと古い洋画にはまっております。
スバル座の「フランスがいっぱい」特集上映気になってるんですが、ん〜スケジュール的に無理かなぁ・・
「山猫」のイタリア語ですが、この間ヴィスコンティーの別の映画見たら、フランスや英語圏の俳優は完全に絵と音があってなかったので、これは吹き替えだな〜と思いました。イタリア人は字幕苦手なのかしらん・・ アラン・ドロンは本人の声の識別はつくと思うんで吹き替えだったらすぐわかるわ〜〜気になりますね(゜゜;
「世界で一番〜」は 乗れるか乗れないかが問題よ〜〜^^;
Posted by スカーレット at 2004年10月15日 23:17
スカーレットさん、こんばんは。
「サウンド・オブ・ミュージック」を劇場で
ご覧になれたんですね〜♪

ミュージカル映画の中で全ての歌が
歌い継がれるのは「サウンド・・」くらいではないでしょうか。
「もうすぐ17歳」という歌に17歳への憧れを抱きました。
「さようなら、ごきげんよう。」では子供達の可愛らしさは勿論、パーティでも子供達は時間になるとちゃんと寝るんだなという躾の素晴らしさを知りました。
そして、「エーデルワイス」。
この歌が大好きで英語の歌詞を覚えました。
映画の中で、ピンクレモネードが出てきますが
その新しい飲み物にも感動したり・・。
語りつくせばきりがありません。
40年も前の映画なのに色褪せない素晴らしさが
ありますね。

最後になりましたがヨアン・グリフィスがいっぱい(*^m^*) ウフッ
Posted by じーら at 2004年10月16日 00:25
お久しぶりです。寒くなりましたね。
「サウンド・オブ・ミュージック」は、
ボクも大好きな作品です。
アル&ディック(ロジャース&ハマースタインJr)の作り上げた
名曲の数々は、いつまでも心に残っています。
でも残念なことに、この作品、未だ劇場ては見たことのないボクなのでした。
Posted by フランキン at 2004年10月16日 11:14
>じーらさん
そうなんです! やっぱり大きい画面で見ると、細かい所に気づいてまたまた発見がありました。(子供の頃はそこまで見てないし)
全部の歌が素敵・・ってすごい事ですよね^^
じーらさんと同じく欧米式の躾については感心しましたよ^^、きっと一緒に見た母が思い切り影響されたのではと思うとなんだか可笑しいです。
本当に語り尽くせばきりがないですね〜
私の独り言に付き合って下さってありがとう〜〜!(^^)

>フランキンさん
お久しぶりです 急に寒くなりましたね〜〜
初演の時はフランキンさんはまだ幼稚園位かしら^^
劇場で見れなかったのは残念でしたね〜
でも大好きと言って下さっただけで嬉しいです〜♪
Posted by スカーレット at 2004年10月16日 17:36
私も一言コメントさせてくだサーイ♪
私も劇場では初めて観たんです!大好きです”
テレビやビデオでは幾度となくみていましが・・・何度も観たい”何度みても感動する”こんな映画ほかにあるかな?よく好きな映画ベスト100に必ず3位以内に入っている名作中の名作ですよね〜
Posted by マリヤ at 2004年10月17日 17:39
マリヤさん は〜い♪
あれ? そうか〜マリヤちゃんは劇場は始めてかぁ・・だよね^^
腰の具合はどうですか?(笑)
Posted by スカーレット at 2004年10月17日 19:16
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