2004年11月19日

『ビハインド・ザ・サン 』

behindthesun.jpg
2001年 ブラジル
監督・脚本 : ウォルター・サレス(「セントラル・ステーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」)
出演 : ロドリゴ・サントロ(「チャーリーズ・エンジェル」「ラブ・アクチュアリー」)/ラヴィ=ラモス・タセルダ/ホセ・デュモント/リタ・アッセマニー
原案:イスマイル・カダレ「砕かれた四月」(白水社刊)

ラテン系美形スター ロドリゴ君の「ラブ・アク〜」以前の主演作。
原作はアルバニアが舞台だが、サレス監督がこの小説に惚れ込んで、原作者に直談判して舞台をブラジルに移し、若者の成長と初恋を通して家同士の無為の争いを描く。

ブラジル東北部の荒涼とした砂地。土地の権利をめぐって長年血で血を洗う争いを続けている2つの家族。 20歳になるブレヴィス家のトーニョ(ロドリコ・サントロ)はフェレイラ家に殺された兄の敵を討つ。しかし、今度はトーニョが命を付けねらわれる番・・。 そんなある日、トーニョはサーカスの美少女クララに出会う。 一目で恋に落ちたトーニョは束の間だが自分の宿命を忘れ、クララと次の興業場所へと旅を共にする。 兄を心配する母と弟はこのまま帰って来ないほうがいいとさえ願うのだが・・。

ロドリゴ君! 若くて可愛い!!
ほとんど出ずっぱりで、彼を堪能する為にあるような映画だった。
長年殺し合いを続ける家族同士の話は「ロミオとジュリエット」を思い起こさせるが、強い家父長制度(封建的!)と共に描かれたこのようなブラジル(復讐の繰り返し)には初めて接したので、軽いカルチャーショックだった。
サーカスの少女と出会ったことで、外の世界に触れた若者がこのような空しい殺し合いに疑問を持つのは当然の事だろう。
弟が語る寓話的語り口と 登場人物をじっくり見据えたカメラワークがとても魅力的で最後まで惹き付けられた。
ラスト・シーンは色んな解釈も成り立つと思うので、見た人と語り合いたくなる映画だ。
posted by マダムS at 08:57| ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 中南米映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スカさんこんにちは^^
ビハインドザサンご覧になられたのですね。
これ私もみましたがかなりお気に入りなんですよ。詩的な映像表現そして寓話のような語り口がすごく魅力ですよね。ロドリゴくんとてもセクシーでかっこよかったです。パクーを演じた子役の演技もよかったなぁ。まちがいなく上半期の上位には入れたい1本です。

PSこちらのブログリンクはらせていただいてもよいですか?
Posted by らん at 2004年11月19日 12:36
らんさん いらっしゃい!
見てきましたよ〜やっと! 新宿でしかやってないので・・。
乾いた不毛の大地での土地争い・・日本人にはちょっと理解が難しい世界ですよね
リンクの件、もちろんです 喜んで(^^)/
Posted by スカーレット at 2004年11月19日 20:23
TBありがとう。

ロドリゴ人気は凄いですねえ。
男の私も納得です。
Posted by もっきぃ at 2004年11月30日 01:27
>もっきぃさん
こちらこそTBありがとう♪
ロドリゴ君、これから楽しみな俳優さんですね
Posted by スカーレット at 2004年11月30日 08:19
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ビハインド・ザ・サン 完全ネタバレ
Excerpt: タイトル:ビハインド・ザ・サン ジャンル:敵対する一族の報復合戦/ブラジル/2001年/92分 映画館:新宿武蔵野館2(84席) 鑑賞日時:11月23日(木)16:30から、80人ほぼ満席 私の満足度..
Weblog: もっきぃの映画館でみよう
Tracked: 2004-11-28 15:17
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