2006年08月24日

『太陽』 川崎チネチッタにて

話題のロシア映画を観て参りました。今月は”戦争を考える?”月間だなぁ・・
 
taiyo4.jpg『太陽』 (原題:Solnze(英題:The Sun))
2005年 ロシア/イタリア/フランス
第55回ベルリン国際映画祭コンペ部門出品
第13回サンクトペテルブルク映画祭グランプリ受賞
監督/脚本:アレクサンドル・ソクーロフ
キャスト: イッセイ尾形、佐野史郎、桃井かおり、ロバート・ドーソン

”現人神”と言われた昭和天皇の私的な部分を初めて描き、日本での公開は無理だろうと言われた今作品ですが、
海外での評価の高まりを受けて、ようやく公開の運びとなったようです。


taiyo1.jpg
ヒトラーを描いた『モレク神』、レーニンを描いた『牡牛座』に続いて、第二次大戦時の世界の指導者を描く四部作の三作目だそうです。
(『太陽』という題名は昭和天皇が太陽神=天照大神の子孫であることを意味する)

<Story>*******************************
1945年8月、地下の退避壕で生活を送る天皇ヒロヒトは御前会議に出席し、「日本の敗北を認め、無条件降伏」をする旨を伝える。 東京空襲の悪夢にうなされつつも、海洋生物の研究に楽しみを見出す日々・・
ある日、占領軍司令官マッカーサーの呼び出しに応じ、GHQ本部に出向くヒロヒトだったが、屈辱的な米兵の態度にも 日本国と自らのすべての運命を受け入れる用意があるからか、静かに応じるのだった・・。
*****************************************************
 
ソクーロフ監督作品は『エルミタージュ幻想』しか観ていないので、作風などは良く知らないのですが、CGを使ったとっても幻想的な映像でびっくりしました。
天皇だけクリアで、後の日本人はちょっとぼかし・・
アメリカ人などは ほとんどボボゥっとした特別に処理した映像になっており、それも意図したものである事は明らかですよね?

それから、イッセー尾形の”なりきり演技”にも感心しましたし、
途中かなり笑える部分もあったことにも驚いたです・・
その”笑い”の大部分は、今までベールに包まれていた天皇(皇后とのやりとりにも)の、人間的な部分(当たり前の事なんだけど)を覗き見するような気分が私達のどこかにあって、安心からの笑いではないかと・・失礼を承知で言えば案外可愛らしく、愛すべき人を微笑ましく観るような気持ちからのものと思ってます。 劇場内もここで「笑っていいのか?」などの心配も無駄なほど当たり前な和やかな雰囲気でした(川崎のシネコンにて鑑賞)。 

もちろんフィクションの部分も多いのでしょうが、多分ですが、「神ではなく、人間としてのヒロヒトを描こう」とし、「祭り上げられたトップの孤独」を描こうという監督の思いは、短い時間で十分に伝わったように思います。 それだけ洗練された脚本だったのだろうし、イッセー尾形の演技が素晴らしかったと言えると思います。マッカーサーのお陰で戦犯にならずにすんだ天皇のエピソードも目の当たりに観たような気がしました。
きちんと日本人役を日本の役者を使ってくれた監督にも感謝。

公開されてから、心配されたような妨害などもなく順調に公開劇場も広がっているみたいですね。 パンフレットは¥1000もするわりには、あまり役に立つ事は書いてませんが(笑)

(8/26 加筆訂正)
パンフレットですが、じっくり全部読みました(汗)
↑のような失礼な事書きましたが、やはりちゃんと読んでみれば自分の知識の足りない部分など補ってくれましたし、巻末の「シナリオ採録」は、スタッフとして参加した筆者が撮影現場で感じた事やト書き、ソクーロフ監督の指示の様子なども織り込まれているので、大変読み応えのあるものでした。
posted by マダムS at 11:38| Comment(32) | TrackBack(26) | ロシア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マダム

こんにちわっ。

ユーモラスな部分もあり色々な意味で良かったですよねー。
私はあまり深く考えず1本の映画として楽しみました。
そしてイッセー尾形の演技の素晴らしさに改めて感激。
世界中どこ探してもここまで演じきれる人はいないと思います。^_^

TBさせて頂きました。
Posted by Chocolate at 2006年08月24日 16:10
マダム、相変わらずお暑うございますぅー。
私も暑い暑い日曜日にこの話題作“太陽”観てまいりました。
ソクーロフ監督作は私はお初だったのですが、ロシアの監督らしいビジュアルの懲り方や、日本を描いた作品を何作も作っている監督らしい、とても昭和天皇に対する愛情を感じる作品に、感嘆致しましたです。
(他の作品も観てみたいなぁ)

イッセー尾形良かったですね。
実際の昭和天皇は、失礼ながらもうちと猫背でいらしたように記憶しますが、似せ方からの笑いの部分も非常に真摯で、度をわきまえたものだったように思います。
彼を使った監督の千里眼にも敬服しますが、やはり彼なしにはこの作品はできなかったでしょうね〜。
作品製作にも、随分彼を中心とした日本の俳優の意見が反映されていると思いました。
それはそうと、私も久しぶりにパンフレットを購入致しまして、まだ半分読みですが・・・(^^;マダムと同じ思いでございます。(笑)
気になるのは、あの時代の、特に個性豊かな昭和天皇のセリフをどのように訳したのか・・・各国で上映された際の字幕だったりしますよね?
Posted by ラクサナ at 2006年08月24日 17:12
残暑ー。
快適なチネチッタでの鑑賞何よりですー。
私が観に行った時のシネパトスでは夕方にはパンフが売り切れていましたー。めったにパンフを買わない私、春に観た『ファザー、ザン』だけは買っております。それほどに心ひかれるソクーロフ・ワールド。
そう言われてみれば、当たり前のことのようで、日本人俳優をつかってくれたことに感謝ですよね。(SAYURIなどと比較する必要はないにしろ・・・)
とても真摯なよい映画でした♪
Posted by かえる at 2006年08月25日 01:14
 Chocolateさん
イッセー尾形氏は「お笑いスター誕生」の時から凄い人だなと思ってましたが、一人芝居もご覧になったchocoさんなら、彼の才能と魅力をじかに良くご存知ですよね〜! この映画でも素晴らしい”なりきり度”だと思ってましたが、あれでも「抑えた」と聞いて更にびっくりです。
これからますます国際的にも知名度あがるんでしょうね〜

 ラクサナさん
 >昭和天皇に対する愛情
そうなのよね、人間には違いないけれどどこか浮世離れしたような天皇を温かく見守るような視点で描かれていたのが、日本人としても嬉しかったです。 映画の世界では対照的な描かれ方のヒトラーを私達見過ぎちゃってますものね(笑)戦争の指導者とは一線を引いた人物だった事が良くわかりますよね。こういうこと書くと語弊があるのかしら・・・(汗)
私もまだパンフじっくりは読んでないんです(笑) 知りたい事書いてなさそうだったんで。
ですねー「あ、そう」なんて他の言語でどう訳してるのか知りたいですね(笑)

 かえる さん
お見舞いー。
お陰さまで〜チネチッタ5番スクリーンでした。前の方は空いてましたよー。
パンフはいらないかも(爆)
おお、ソクーロフ監督の「ファザー〜」見逃しております。観たいです!
キャスティングは日本人は全部大成功ですね〜
マッカーサーがやはりイメージと違うというので、大分メイクなどで補正したらしいですが・・補正しないですむ俳優使えばいいのにと思うのは、製作の苦労もしらない人間が言うことじゃないですね・・あはは。
Posted by マダムS at 2006年08月25日 09:47
パンフレットいいなー。
4桁にヒヨって買いませんでした。
鑑賞後に「やっぱ欲しいかも」と思ったのですが、
その日の最終上映で販売自体が終了してしまい、
今となっては後悔しています。
一時期は売り切れ状態にもなったようで…
笑える部分があったのには驚きましたね。
ソクーロフが、しかも天皇を題材にして、
こんな映画を作ってしまうとは。
これを超える作品は今年、そうはないだろうと、個人的にはかなり気に入ってます。
Posted by 現象 at 2006年08月26日 18:14
 現象さん
記事で「買う必要ない」なんて失礼な事かいてますが、きちんと読んだらやっぱり良かったです買ってパンフ。 
東京で1館だけではお客さんもパンフもさばききれなかったんでしょうね〜急遽今頃増刷しているでしょうね。。。
かなり気に入られたようですね、私もです♪
時間が経つにつれてなんだか凄い映画観たような気分になってきました。もう一度観たいです。
Posted by マダムS at 2006年08月26日 22:21
こんにちは、jamsession123goです。
この映画には、ちょっと期待してます。
jamsession123goの住む町で公開されたら、早速観てきたいと思っています。
Posted by jamsession123go at 2006年08月27日 15:52
>¥1000パンフ
あの巻末の、ラストシーン収録現場の実録記事は凄かったですね! そうか、だから桃井かおりでなければいけなかったんだ! というか。

逆に、冒頭の田原総一朗の記事の無内容なこと....(笑)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年08月27日 21:01
jamsession123go さん
こんにちは! ご訪問いつも有難うございます♪
そちらではこれから公開されるのですね?
ハイ♪ 期待して頂いて間違いないと思いますよ! 感想お待ちしておりますね^^

桜樹ルイ16世 さん
こんにちは! ご訪問有難うゴザイマス♪
うふふ。。パンフ買われたのですね^^
”シナリオ採録”は 面白かったですよね。 
撮影現場の雰囲気が伝わってくるようで・・
監督の熱意とそれに答える俳優達!
この眼でも見たかったほどでした。
>逆に、冒頭の田原・・
同感です〜”あたりさわりない”がミエミエ?でしたね(笑)  

Posted by マダムS at 2006年08月28日 08:31
こんばんは。TBさせていただきました。
パンフ、読み応えはあっても1000円はちょっとビビりますね(笑)。
ま、公開にこぎつけるまでの苦労代ということで納得することにします(笑)。
Posted by わかば at 2006年08月31日 22:17
初めまして! TBさせていただきました。
パンフはほとんど買わないのですけど、
シナリオ採録は見たかったですねぇ。

難解で政治色の強い話だったらヤダなぁと見に行く前は不安だったのですが、
予想以上に「人間ヒロヒト」の側面を描いているのが嬉しい驚きでした。
マッカサーとの対談はとっても臨場感がありましたけど、
どこまで史実に基づいているか興味があります。
Posted by ゆっこ at 2006年08月31日 23:27
わかばさん
おはようゴザイマス♪
TB&コメント有難う〜!
そうそう! 1000円パンフ、高いですよねー(汗)
そうですね、苦労代! 
私もそう思うことにしますわ(笑;)
そちらにも伺いますね〜

 ゆっこさん
初めまして ようこそ!♪
パンフ買われなかったのですね〜?「シナリオ採録」どこかでお読みになれるチャンスがあると良いのですが・・
 >難解で政治色の強い話
私も含めて多くの方がそれを懸念しながら劇場に足を運び、そして大抵の方が良い意味で裏切られて大満足・・ですね♪
マッカーサーとの対談は実際は10回設けられたそうですが、映画では2回に凝縮されていて、その後の天皇の処遇から考えれば恐らく本当にあんな感じではなかったかと!?ソクーロフ監督の想像力に感嘆しました。 そちらにも伺います!
またいつでもお出で下さいね♪

Posted by マダムS at 2006年09月01日 09:09
ごきげんよう。お久しゅう…。(^^;)
公開されないと諦めていたら、ひょんなことで気がついて、慌てて観にいきました。
んで、ものすごい混雑で、気圧されて値段もよく確認せずにパンフと映画芸術(特集されてた)を同時に購入しました。
パンフは、増刷したのかも。>一時品切れ。前売りだって、なくなってしまっていたし。こんなにヒットするとは思っていなかったのでしょうね。うーん。やっぱり、もう少しちゃんとした劇場で、もう一度観たいですわ〜。(^^;)
Posted by あかん隊 at 2006年09月02日 01:05
 あかん隊さん
ひゃ〜お久しぶりですっっ!
すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ありませんです・・(〜〜;)
公開され、評判も良いようで嬉しいオドロキですよねぇ。
配給会社も予想以上の反響に更にびっくらしてるかもしれませんよね(笑)
ワタクシはお陰様でというか、どうしようかグズグズしているうちに近所のシネコンで上映が始まってラッキーでした(笑)
感想伺いに参りますね!またお話出来て嬉しい♪
Posted by マダムS at 2006年09月02日 08:47
とても面白かったです!
>神ではなく、人間としてのヒロヒトを描こう」とし、「祭り上げられたトップの孤独」を描こうという監督の思いは、短い時間で十分に伝わったように思います。 

ほんと十分伝わりましたねぇ〜!
皇后始めお子様達の写真を眺めているときは普通の夫であり、父親としての愛情を感じさせてくれたし、
ハリウッドの女優さんの写真を見て、微笑んだときは、一人の男性を感じさせてくれたように思いました。
正にそこには現人神でなく、人間ヒロヒトがいました。
また、ちょっとした表現の中に孤独感を感じました。

私もパンフは買いました。1000円はちょっと高いかな?と思ったけど、撮影秘話などが知ることが出来て良かったですが・・・。
Posted by 紫の上 at 2006年09月06日 23:54
 紫の上さん
ご覧になれて良かった!!
昨日は皇室のニュースで沸き立ちましたねぇ♪ お目出度いことです♪
そうそう、写真を眺める両方のシーンは一番微笑ましかったですよね〜お人柄が偲ばれるようで・・そういったシーンを色んな資料で研究されたとはいえ、その自由な監督のイマジネーションには感服しますし、やはり日本では撮れなかっただろうな?とは思いますねぇ。
パンフは私もやっぱり買って良かったと思いますよ^^
映画を観る度にいまだに迷うんですけどね、買うかどうか(笑)
Posted by マダムS at 2006年09月07日 08:11
TBさせて頂きました。
パンフはいつも買わないのですが、今回は珍しく買いました。その恥ずかしい私のエピソードを書いてみました。でも「1000円です」と言われて、思わず「1000円!?」と聞き返しました(笑)
Posted by rino at 2006年09月18日 15:02
 rino さん
今晩は♪
TBとコメント有難うございます。
パンフは私も鑑賞後に心に残ったものだけ買うようにしています。
1000円は誰しも「え?」と思わず聞き返したくなる値段ですよねぇ〜 笑
Posted by マダムS at 2006年09月18日 18:22
ひゃー、値段で買うか買わないか判断しちゃあいけませぬな〜笑
ヒストリーオブヴァイオレンスも高かった気がするのにちゃんと買ったワタクシ。殴
最近、パンフは買わない!と決めたばかり。泣
え?、ただ金欠病に侵されているだけなんです。殴殴
ところで、愛すべきお人柄に見せたのも、ひとえにイッセイさんの演技力と監督のセンスのおかげですよね。
私も地元で鑑賞組です。シネパトスではどうも見る気がしなくてどんどん後回しになってしまってました。
Posted by charlotte at 2006年09月18日 23:20
charlotte さん
ひゃー、値段でも考えちゃいますよーー!
んでもご贔屓の俳優さんが出てるのは絶対買います(殴)
「ヒストリー〜」も買われたのですね?凄いじゃないですかーー!あれはヴィゴ人気に便乗してますよね(殴)
いや、マジで1000円だともう一本映画観れちゃいますからね!やっぱり考えちゃいますよぉ〜
で、ご覧になったのですね?感想伺いに参りますね^^
Posted by マダムS at 2006年09月19日 08:32
自分 高Aで日本史の課題としてみました。
なかなか難しく、ここで予備知識を補えたきがします。
TBしましたー
Posted by オナキン at 2006年09月21日 00:13
オナキンさん
日本史の授業の一環としてご覧になったのかしらん?
それは粋な学校ですねぇ〜
映画で視野を広げましょう〜(意味不明)
TB&コメント有難う〜♪
Posted by マダムS at 2006年09月22日 00:22
ドモドモ−♪
この映画、スルーするつもりだったのですけど
近くのシネコンに来たので昨日観に行って来ました!
いやー、いろんな意味で観て良かったです。

そうそう、ワタクシもソクーロフ監督は「エルミタージュ幻想」しか観てないです。
(・・・旧ユーロスペース、激混みでしたよねん。涙)
幻想的な、ちょっと不思議な感じもする映画でしたね。
そうそう、イッセー尾形さんの演技は素晴しかったですね!
彼のパントマイムの技術が生かされていると思いました。
観ていたら何だか天皇が可愛く見えて来ちゃいましたよん。
(・・・ふ、不謹慎かも。汗)
Posted by Puff at 2006年09月22日 19:18
 Puffさん
おお!ご覧になりましたね!?
お近くのシネコンで観れて良かった♪
「エルミタージュ〜」はユーロスペースでしたかー!私は一般公開前に東京フィルメックスだったか・・なんだったかの映画祭で朝日ホールのあの条件の悪いスクリーンで見たんですぅー! あ、そう言えばあの時に舞台挨拶なさっていたの・・今を思えば監督だったのかなあ〜〜
いや、不謹慎でもなんでもないですよー
そのように愛らしく見えるような演出だったのだと思います。
Posted by マダムS at 2006年09月23日 07:00
こんにちは。
やっとこれがこちらでも公開になりました。
といっても、こちらでは小さなシネコンの小さなハコで数人で。。。
せっかくのこの作品が勿体無いけど、このあたりでは仕方ないのです。

登場させる台詞、モノ、人…いろんなものに幾重にも意味を持たせながら、
静かにテーマに迫る作品だったと思います。
わたしは観れて嬉しかったけれど、もっと多くの日本人に観てもらいたいなぁ。
今日の一番強い感想はそれだったかも…
Posted by 悠雅 at 2006年10月07日 17:14
 悠雅さん
こんばんは♪
劇場でご覧になれて本当に良かったですね^^小さくてもなんでもやはり映画館で見る価値はあると思える作品ですもの。
どうしても見られる環境に無かった方には自宅で見てもらえるように、是非DVD化してもらいたいものですね。
戦争を経験された年配の方の感想も本当は聞いてみたいところですが・・
生憎、私の両親共もうおりませんので聞きたくても聞けないんです〜
Posted by マダムS at 2006年10月07日 19:38
こんばんは。
このフィルムは傑作ですよ。チョコレートをみんなで食べたりするくだりや、研究所長と挨拶して椅子に座るまでのやりとりなど、上質のユーモア感覚にあふれていて、笑いをこらえるのに大変でした(館内では誰も笑っていなかったので)。
脚本のクレジットが、ロシア人一人になっていましたが、日本側のアシスト体制はどうなっていたんでしょうかね。かなり緻密なホンのような気がしましたが。パンフ買ってないのでわかりません(苦笑)。
いずれにせよ、「祭り上げられたトップの孤独」は、充分に伝わってきましたね。
Posted by syunpo at 2006年10月20日 19:46
 syunpo さん
おはようゴザイマス♪
観てからもう2ヶ月経ってしまいましたが、なんだかもう一度観たくって堪りませんー! どこか2番館で上映してたら行きたいくらいです。 
あ、どなたも笑っていなかったですか?
やはり”遠慮の気持ち”が声をブロックしているのかもしれませんね〜
お尋ねの件ですが・・
パンフの「シナリオ採録」の中でこういうくだりがあります。
「ソクーロフ監督はだれかれかまわず質問し、意見を尋ねることが多い。何か言うべきことを持たない時、彼はどれほど静かに、どれほど悲しそうに、がっかりした表情を浮かべることか!」 これはこの文を書き、撮影時にずっと付き添ってこられた通訳の児島宏子さんのコメントですが、クレジットされていたロシア人と監督の共同脚本であるこの作品を完成させる為に、日本人から参加した役者さん(戦争体験者もいらした)の働きが相当あったと・・感じます。
Posted by マダムS at 2006年10月21日 07:17
こんばんは、スカさん。
やっとこちらでも公開。
昭和天皇はご年配の姿しかしらないので、こんな感じだった?と思いつつ見ましたが、
もしかしたら実にユーモアのあった方かもしれませんね。
そして皇后との再会など微笑ましかった。

ただ、人間宣言を録音した人が自決には衝撃が走りました。
Posted by 更紗♪ at 2006年11月14日 21:46
更紗♪さん
こんばんはぁ〜♪
おお〜劇場鑑賞出来たのですね?良かった良かった。
私の歳でもやはり昭和天皇は年配のお姿しか記憶にありませんし、まして素顔など知るよしもなし・・でも皇后とも仲がよろしかったようには感じておりましたが、本当にこのような方だったかな?と思えるほど良く出来た映画でしたよね〜ラストにはどきっとしましたが新しい日本の始まりという気も致しました。
Posted by マダムS at 2006年11月15日 19:47
こんにちは、jamsession123goです。
やっと公開されました。
観てきましたが、ある意味で言葉を失う映画ですね。
イッセイ尾形の役者魂を感じました。
Posted by jamsession123go at 2006年12月10日 15:42
 jamsession123goさん
劇場でご覧になれて良かったですね♪
イッセイさんの”役者魂”にも感服しましたが、外国人の監督に日本でタブーとされていた題材をここまで上手に描かれたことにかすかな嫉妬も覚えました。「硫黄島からの手紙」にも同じようなこと感じたのですが、そちらにコメントさせて頂きますね。
Posted by マダムS at 2006年12月11日 08:22
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Tracked: 2006-12-10 15:47

mini review 07044「太陽」★★★★★★★☆☆☆
Excerpt: カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2005年 製作国 : イタリア スイス フランス ロシア 時間 : 110分 公開日 : 2006-08-05〜 監督 : ..
Weblog: サーカスな日々
Tracked: 2007-05-04 14:45

「太陽」
Excerpt: 八月になると、広島・長崎の原爆記念日や終戦記念日が毎年やってくる。 ひらりんは勿論、戦後生まれ・・・ 昭和天皇の終戦時の話は、なかなか知りえないので、 映画を通して、記憶に残しておこう・・かなっ..
Weblog: ひらりん的映画ブログ
Tracked: 2007-08-23 03:36
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