2006年08月26日

侯孝賢監督にはまって/その2 『戯夢人生』『冬冬の夏休み』

侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督 過去作品への旅はまだ続きます・・(笑)
ホウ.jpg
略歴:1947年 中国/広東省生まれ。1歳で家族とともに台湾へ移住、高校卒業後に兵役を経て国立芸術専科映画演劇科を卒業した。スクリプター、照明などの業務を経て、やがて助監督に昇格。その頃から、映画のシナリオを書きはじめ、1980年に「ステキな彼女」を演出して監督デビュー。1983年に演出した「坊やの人形」の第一話が評判となり、台湾ニュー・シネマの代表となる(Hatena Diaryより)
監督作品 :2004年『珈琲時光』、2001年『ミレニアム・マンボ』、1998年『フラワーズ・オブ・シャンハイ』、1996年『憂鬱な楽園』、1995年『好男好女』、1993年『戯夢人生』、1989年『悲情城市』、1987年『ナイルの娘』、1987年『恋恋風塵』、1985年『童年往事/時の流れ』、1984年『冬冬の夏休み』、1983年『風櫃(フンクイ)の少年』、1983年『坊やの人形』、1982年『川の流れに草は青々』、1981年『風が踊る』、1980年『ステキな彼女』その他

戯夢人生.jpg『戯夢人生』 THE PUPPETMASTER 1993年 台湾
カンヌ映画祭(1993年)第46回 審査員賞
監督:侯孝賢
撮影:李屏賓「恋恋風塵」
音楽:陳明章「恋恋風塵」
出演者:リー・ティエン・ルー 、リン・チャン 、ヤン ソーイン

侯監督の「台湾現代史三部作」の第一部に当たる作品だそうです。
(第二部は「悲情城市」、第三部は「好男好女」)
台湾が日本の支配下にあった1895年から1945年までの50年間の歴史を、候作品には欠かせない俳優=李天祿(リー・ティエン・ルー)が、台湾伝統の人形芝居・布袋戯(ポテヒ)の人形師だった自らの人生を回想する形で話は進行する・・。

「悲情城市」での気丈なおじいちゃん! 本当は人形師だったんですねえ!
牧歌的な田舎の風景が広がる中で、誕生の経緯から人形芝居と共に生きた波乱万丈の人生・・面白かったです。 なんだかまたまた出てくる日本人がいい人ばかりなのが意外で、悪名高い日本のアジアに対する植民地支配の様子なんかはあまり感じられません・・。最後は日本が負けた日・・その後は「悲情城市」に描かれたような時代(国民党による圧制)になるんですねぇ・・繋げてみると段々台湾の現代史がわかってきたような気がします。


冬冬.jpg『冬冬の夏休み』1984年 台湾
監督:侯孝賢
音楽:楊徳昌 エドワード・ヤン
出演者:王啓光 ワン・チークァン(冬冬)、李淑 リー・ジュジェン、古軍(祖父)、梅芳 メイ・フアン (祖母)、楊徳昌 エドワード・ヤン (父)

こちらは初期の作品ですが、もうこのころから”固定カメラ”健在!
カメラが走る子供たちを追うのではなくて、子供達がカメラの前を通り抜ける・・といった感じ。 母親が病気で入院している間、田舎のおじいさんの家に預けられたヤンヤンと幼い妹。 土地の子供達とすぐに仲良しになって生き生きと遊び回ったり、色んな事件が起きたりと・・台湾版「スタンド・バイ・ミー」か「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」かな。 さわさわとそよぐ木の葉ずれの音が心地よく、誰しも郷愁を覚えるさわやかな作品。
「ヤンヤン夏の思い出」などの監督としても有名なエドワード・ヤンがお父さん役で出ているのも面白い。

後は 「好男好女」と「フラワーズ・オブ・シャンハイ」をレンタル中るんるん

秋に公開される候監督の新作『百年恋歌』も非常に楽しみハートたち(複数ハート)
スー・チーとチャン・チェンが 百年間の3つの時代(1966,1911,2005年)の愛の形を演じてます。

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ラベル:侯孝賢
posted by マダムS at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アジア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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