2006年11月05日

『グラフィティ』〜東京国際映画祭で

都会青年と田舎町の交流を描いたユーモア漂うロシアン・エレジー。

グラフィティー2.jpg『グラフィティ』 2006年ロシア
監督・脚本:イーゴリ・アパシャン
アンドレイ・ノヴィコフ/ヴィクトル・ペレヴァーロフ/セルゲイ・ポタポフ/ラリーサ・グゼーエワ
ロシア版公式サイト

今年の東京国際映画祭のコンペ部門で唯一観たのがこのロシア映画。 
小品ながらとってもハートウォーミングで良い映画なのに、残念ながら賞には絡みませんでしたし、一般公開の可能性も低いかな?とご紹介するのを躊躇っていたんですが・・今回がワールド・プレミアなので、今後話題になればという期待をこめてやっぱりご紹介!
<Story>**********************************
モスクワ美術学校の学生が旅の途中、田舎町の実力者に見込まれて壁画を描くことになる。注文は町の幹部たちの肖像画だ。学生は町のよいどれ老人やバキュームカーの男と仲良くなりながら、町にとどまり制作を続ける。ある時「死んだ身内も一緒に描いてくれ」との要望を受けたことを機に、次々死者の写真が持ち込まれ、ついに絵を全面的に描きなおすことに…。(公式サイトより抜粋)
**********************************
都会で自己主張をグラフィティ(落書きアート)に見出し、夜な夜な町で描いては追われ・・の生活をしていた美学生が「田舎でちょっと修行してこい!」と教授に一喝される。 イタリア行きの仲間をため息で見送り、自分は失意の内に牛やだちょうの群れる田舎の旅へ・・。それだけでもうすっかりこの落ちこぼれ君に同情して一緒に旅に出ましたです(笑) やがて、のどかな田園風景が広がる田舎の村での出来事・・

ようするに、公民館(?)のような建物内の壁画製作を頼まれたのですが、評判を聞き、戦争で亡くなった息子や夫の写真を持ち込み「村の英雄として一緒に描いてくれ」との頼みが次々と舞い込み、断りきれなくなる。
こののどかな村にもかつて幾つもの戦争があり、戦地へ赴き亡くなった人々が沢山いることを知る事となるのです。(第二次大戦だけでなく、チェチェン紛争やアフガン)国の思惑はさておき、戦争で犠牲になるのはいつだってこういった罪も無い人々・・大事な家族を失いいつまでも忘れる事は出来ないでいるのでした。

都会青年が田舎で見つけた大事なもの・・
個性的な村民とのユーモア溢れるエピソードなど交えて、しみじみと何かを問いかけてくれるようなお話でしたん♪

novikovandrey.jpgアンドレイサイン.jpg
主役のアンドレイ君があまりにチャーミングだったので、終了後に出待ち!
握手してサインまで貰うという暴挙に出ました!(爆)
コチラで 映画祭の時のインタビューの動画が見れます♪
10/24のところの”イベント”T!FF garden Fever Talk!グラフティをクリックしてみて下さい。
posted by マダムS at 11:46| Comment(10) | TrackBack(2) | ロシア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは〜。
リンクから改めてインタビューを見て、監督が若い世代に戦争のことを伝えたい、という言葉に納得しました。国外の人以上に、自国の若い人に訴えたいっていうのは伝わってきた気がします。
セルゲイ君も改めて見るとカワイイ〜。
ロシアで大ヒットして、日本公開…ってなったらいいなと思ってます(^^)
(…ところで村の名前が思い出せないんですが、なんでしたっけ、中途村?)
Posted by わかば at 2006年11月05日 22:14
こういう機会は、逃さないようにしないとね。もしかして、今後ハリウッド映画に出るような事もあるかもしれませんし。
握手とサインですか。それくらい、暴挙でなく、当然です。(爆)
ツーショット写真は、取れませんでしたの?(笑)

もし、レンタルで出るようでしたら、見たいですね。
Posted by MACHI at 2006年11月05日 22:45
はらしょー!
また一つお気に入りなロシア映画ができました。
アンドレイくんはわたし的にはど真ん中好み系♪ホント、生アンドレイくんを見られなかったことが唯一の心残りですわ。
この写真のお顔がまたすごくカッコイイじゃないですかー。いただいちゃおー。
サインもうらやましいー。かわいいイラストだぁ。
Posted by かえる at 2006年11月05日 23:39
わかばさん
ロシア国内ですら 今はもう若い人にとって戦争は過去のこと・・それは日本も同じとは思いますが、同世代の青年を主人公にしたこういった映画に何かを感じ取って欲しいとの願い、伝わってきましたよねー!
そうそう!村の名前!!私も思い出せなかったんですがっ!”中途村”確かそれですよ!!フザケタ名前ですけどきっと”田舎のどこか”っていう曖昧さが欲しかったのかしらん?「指輪物語」の ”中つ国”っていうのも絶妙な訳と思いますけどそんな感じでしょーかしらね(笑)

MACHIさん
そうなんですよ〜! 映画祭ではせっかくですからなるべく監督や出演者の舞台挨拶やティーチ・インがあるものを選ぶようにしてまして、監督の作品に対する思いとか聞けるのが楽しみなんです。ただご存知のように最近うるさくて写真はとれませんけどね。 今回は日本では無名コンビだったんで何も言われませんでしたー(爆)
ただ私の腕とカメラが悪くて写真は失敗(笑)
アンドレイ君には他国の映画にも出れるように、是非頑張って英語勉強して貰いたいですわ♪

かえるさん
監督と二人で「スパシーバ!」ばっかり連発してたアンドレイ君でしたー(笑)
ひゃひゃ♪ かえるさんのど真ん中好み系でした? 
これからブレイクして沢山露出して欲しいですよね〜
写真はわかばさんのご紹介ロシアン・サイトから私も頂いてきちゃいました〜ん♪
サイン〜♪映画祭のパンフ持ってたら良かったと後悔。。小さい手帳にボールペンなのですわ。たぶんノヴィコフって書いてあると思われ・・
Posted by マダムS at 2006年11月06日 09:43
まっ!アンドレイ君、私もど真ん中好み系ですぅ!!!
ロシア映画というと、今年「ナイト・ウォッチ」を観まして、やたらと好きな映画の一つになったのですが、ハリウッドと違う新感覚のSF映画って感じでございました。
一般公開してほしいですねぇ。
せめてDVDの発売を熱烈希望です。
Posted by Ruiji at 2006年11月06日 14:27
 Ruijiさん
うふっ! Ruijiさんもど真ん中ーですか!?♪♪
おお、「ナイトウォッチ」ご覧になったのですねぇ!!
気になっていたんですが見逃しました。SFでしたかあ・・
私は「大統領のカウントダウン」は、なんだか雑用しながら横目で見たんですが、どんな話だったかもう忘れてます(笑)
「グラフィティ」一般公開して欲しい〜〜!
Posted by マダムS at 2006年11月06日 23:08
きゃぁ〜、アンドレイ君の握手とサインですかっ。やりましたねっ♪
握手した方の手はその後洗うのがもったいなかったのでは?笑。
こちらの写真を見るとロシアの貴公子といった感じで、私も好みです〜!
動画を見ると可愛いくて、まだ初初しい!
「グラフィティ」という意味は落書き・・・と言う意味なのですね。
そう言えば、先日行ったブタベストの町中も落書きを至る所で目にしましたが・・・。
映画「グラフィティ」見たくなりました。
一般公開しないかしら?
Posted by 紫の上 at 2006年11月06日 23:40
紫の上さん
むふふ。
ロシアの貴公子・・ってほどではないかもしれませんが(爆)可愛いです♪
まだ若いのでこれからですね〜〜ほほほ。
おお、ハンガリー旅行へ行かれたそうで!!
美しい町なのに、やっぱり落書きだらけなんですか? 世界的な流行なんでしょうかね〜〜本人は悪いという意識はないみたいですが・・(^^;)
一般公開して、紫の上さんにも観て頂きたいわ〜
Posted by マダムS at 2006年11月07日 18:36
きゃー、これ、フランスに来るかしら?
ロシアの、しかも小品というところにも惹かれますが、アンドレイ君もよいですね〜。

2006年製作だったらこちらでの上映も期待できそうなので楽しみに待つことにします♪
Posted by nouilles-sautees at 2006年11月07日 22:26
nouilles-sauteesさん
は〜い、フランスでも公開になるといいですねぇ〜♪
ロシアは11月2日からの公開だそうですから、フランスにも来ますよきっと!!
アンドレイ君の応援よろしくお願いしますね(^^*) 
Posted by マダムS at 2006年11月08日 20:27
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グラフィティー
Excerpt: グラフィティー (2005) イーゴリ・アパシアン監督  第19回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作。  グルジア出身のアルメニア人監督が描いたロシアの田舎のグラフィティー(落書き)。..
Weblog: working title -annex-
Tracked: 2006-11-05 22:05

東京国際映画祭で 『ガブラ』、『フォーギヴネス』、『グラフィティー』 など
Excerpt: 第19回東京国際映画祭へ行って参りました。映画祭の魅力にハマったのはほんの最近で、実はTIFFで2本以上の作品鑑賞をしたのもこれが初めてでした。特別招待作品のラインナップは有料試写会というカンジだし、..
Weblog: かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
Tracked: 2006-11-05 23:30
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