2006年12月20日

『人生は、奇跡の詩』 今年はあと何本観れる?

人生は2.jpgラスト・スパートの時期ですが、寒いし野暮用も多いしで、年内にあと何本観れるかな?って瀬戸際です(笑)

青島幸男さんと、岸田今日子さんの訃報には驚きました。御2人ともまだまだお元気で活躍されると思っていましたのに・・ご冥福をお祈り致します。

さて、ロベルト・ベニーニの新作を観てきました。
なんのかんの言っても、やっぱり『ライフ・イズ・ビューティフル』は好きですから・・同じ流れを汲む話かと思って・・

『人生は、奇跡の詩』 2005年/イタリア
(原題 / LA TIGRE E LA NEVE「虎と雪」)
監督・脚本:ロベルト・ベニーニ
出演:ロベルト・ベニーニ/ニコレッタ・ブラスキ/ジャン・レノ/トム・ウェイツ
<STORY>*************************
大学教授のアッティリオ(ロベルト・ベニーニ)は、毎晩同じ女性ヴィットリア(ニコレッタ・ブラスキ)と結婚する夢を見ていた。ある日、伝記作家のヴィットリアは詩人フアド(ジャン・レノ)の取材中にバグダッドで爆撃を受け、意識不明の重体になる。それを聞いたアッティリオはどうにかして戦時下のイラクに駆け付けようとするが……。
(シネマ・トゥデイより)
********************************
第二次大戦のホロコーストから、現代のイラク戦争さなかのバグダットへと舞台を移し、ベニーニ流の”愛の賛歌”炸裂ー!
 
しかし「ライフ・イズ・ビューティフル」のような素直な流れではなく、ちょっと工夫ある脚本ゆえ、まったく内容について”白紙状態”で観ると「!?」となるやもしれませんが、最後の最後で「はは〜ん、なるほど」と、すべてが腑に落ちるという仕掛けになってます♪

小うるさいオヤジは苦手ですが(爆)、それが誰かさんのように自分を正当化する為の弁舌だと「お願いだから勘弁して」と言いたくもなるのだけれど、ベニーニの場合は常に人の為の言葉だから、人を救う為の言葉だから許せる♪ 
「ライフ〜」の時は幼い子を恐怖から救う為であり、今回は愛する女性の命の灯火を守る為

誰だって「愛している」と言われるのが嫌いな人はいないだろうし、まして植物状態になっている人間に語りかける時ほど、この”うるささ”が効果を発揮する場もないだろう(笑)
ロマンティストなベニーニは嫌いじゃない♪
グリセリンの調合を教えてピンチを救ってくれたアラブ人が、不慮の事故で顔が醜くなった妻を慮って亡くなるまでの12年間も盲人の振りをし続けた男と知って「これなら信用出来る」と考えるシークエンスも好き♪

今現在まだ問題が山積みのイラクを舞台にした事に疑問を投げかける意見も多いようだが、確かにその部分でのギャグは素直に笑えなかったのは事実。
ラブ・ストーリーとしての一捻りある展開が秀逸だっただけに、ちょっとその辺が惜しかったかも。。

トム・ウェイツって歌っているところ観たの初めてかも・・。
あのサッチモを彷彿させる哀愁あるシワガレ声がいいですねーるんるん

観終わって「どうしてもすっきりしない?わからない?あの二人の関係は?」
という方はこちらのサイトさんの”ストーリー紹介”と”レビュー”がかなりストレートに書いてありますので、参考までに・・コチラ

posted by マダムS at 22:02| Comment(9) | TrackBack(11) | イタリア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
ご覧になられたんですね〜
私も「ライフ・イズ・ビューティフル」は何のかんのといって好きなので、気になってましたが、予告を見て「う〜〜ん・・・」と考えてました。やっぱりベニーニ、うるさすぎ?という気がして・・・・
でもレビューをよまさせていただいて、見る気が出てきました♪ 
ありがとうございました〜
Posted by jester at 2006年12月21日 07:55
ぼんじょるの。
途中は不可解でしたが、オカゲで感動のラストが訪れました。
予備知識をいれて見ていたら、そのへんを楽しめなかったと思いますー。
ベニーニの印象ばかりが残ってすっかり忘れていましたが、薬のことを教えてくれた長老みたいな人もよかったですねー。

岸田今日子さんの方の訃報は今朝こちらを読んで知りました。
『ウール100%』でお茶目な姿を見られてよかったです。
ご冥福をお祈りします。
Posted by かえる at 2006年12月21日 12:47
こんばんは。
人の為の言葉・・・確かにそうですね。
でもあまりにも早口言葉でしたので、味わう間も少なかった気もします。笑
最後の最後ではは〜んというか「おおぉ〜」…でした。笑
トラには参りましたよ。とてもあのシーンは印象的です。
Posted by charlotte at 2006年12月21日 18:42
ドモドモ−♪

た、確かに、ところどころ「?」な部分はありましたが、
マダムの仰る通り、愛を感じる素敵な映画になってましたねん♪
終盤、あそこを出てラストに至るまでが、映像も美しく、ホントに素晴しかったです。
心に残る名場面と言っても良いかも知れませんー

でで、あの二人の関係ですけど、
ワタクシ、何処かの雑誌のストーリー紹介で読んでしまったのですよー!!
あれって、最後の種明かしみたいなものですよね!?
重要なオチを載せるんじゃなーーい!ウオリャーーッ!
と激怒しちゃいましたですよ・・・・・フ・・・
Posted by Puff at 2006年12月21日 19:19
捻jester さん
こんばんは〜♪ 感想読んで頂けて嬉しい!
いやはや やっぱりベニーニはウルサイことはウルサイんですが・・(爆)
時折フッと見せる知的な真摯な表情に許せてしまうんですわ〜(^^;)
年内に行けるとよろしいですね♪

捻かえる さん
ぼなせ〜ら♪
そうなんですよね・・途中は不可解でした(笑)が、私も白紙で観に行ったので、ラストのオチが楽しめて良かったです。
岸田さんの語り口好きだったもので・・残念ですね。

捻charlotte さん
ははは・・早口ですよね〜まったく。 まくしたてると言うんでしょーか・・んでも人の話もちゃんと聞けるオジさんだから許す♪(笑)
ラストは印象的でしたね〜 動物園の火事のお陰? しかしあんなに鳥の羽・・飛ぶかい?(爆;)

捻Puff さん
ですよね〜 あの娘達の母親はどうしたんじゃ、とずっと思ってました(笑;)
ラストのファンタジックな感じは良かったですねん♪
そうそう・・二人の関係はやっぱり最後の最後で驚きたいですよねぇ・・大事なオチを最初から解ってるかのように書いてるサイトさん・・ちょいと無神経ですよねえ!(怒) 私は運よく何も知らずに観れて良かったのかしらね^^
Posted by マダムS at 2006年12月21日 23:22
不慮の事故で顔が醜くなった妻を慮って亡くなるまでの12年間も盲人の振りをし続けた男と知って「これなら信用出来る」と考える


そうそう同感です!
戦争真っ最中のあの時期に、イラクの人をあそこまで良心的に描いたのもすばらしいところだと思いました!
Posted by マヤ at 2007年01月18日 22:37
捻マヤさん
そうなんですよ〜その部分にやけに感動してしまいました(笑)
撮影した時期がずいぶんとまだ危険だったそうで、かなりの決断がいったでしょうし、イラク人への配慮も相当気を使ったかもしれませんよねー(汗) ベニーニならではの交渉術もあったかな?(笑)米国のスタッフだったら撮れないかも・・(^^;)
Posted by マダムS at 2007年01月19日 07:03
こんばんは〜
チネチッタは単館系やるシネコンとしては草分け的存在でしたからね〜。109もTOHOもあるから、以前書いてましたけど、わざわざ日比谷に出向く必要なく鑑賞できる環境がありますからね、川崎には。

愛好会は、単にシャンテがお気に入りの映画館の一つでよく利用するよ、って言う人の同盟みたいなものですから、誰でも参加出来ます。活動とかするわけでもないですが…
でも秋にはオフ会とかしたいな〜

サイトがまだ準備中ですので、出来上がったら報告に参ります〜
Posted by 八ちゃん at 2007年01月20日 21:59
捻八ちゃんさん
こんばんは〜 トラコメ有難うございました!
そうなんですよ〜最近109も加わって川崎もかなり充実してきました>映画館
それでもやっぱり観れないものも沢山あるんですけどね〜(悲)
シャンテはそれこそ、「ここに掛かるものなら取り合えず観る」派という方は多いと思います。魅力的なラインナップですものね♪ やっぱり会員継続しておくかなぁ〜年間会費もう少し安くしてくれないかしら・・などと思う貧乏人でございます!(笑)
Posted by マダムS at 2007年01月20日 23:04
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