2006年12月21日

最近おうちで観たもの・・11〜12月編

ニューシネマ.jpg最近、自宅鑑賞した作品で
印象に残ったものシリーズ第二弾♪

11月は新作鑑賞に走ってましたし、
12月は野暮用など多くて家での鑑賞は少なかったですが・・
いや・・劇場鑑賞が少なかったのかな?(^^;)

ご逝去されたフィリップ・ノワレ氏に合掌



★ヴィスコンティ特集 (NHKーBS2放送で)
 『夏の嵐』1954年伊
ヴェネチアの伯爵夫人とオーストリア軍の青年将校による運命的な出会いと、悲恋〜メロメロドラマ。最後はやっぱり女子強し(哀)
 『若者のすべて』1960年伊
原題「ロッコとその兄弟」。南イタリアから長男を頼ってミラノへやってきた母親と男4人兄弟の愛憎。タイトルロール次男ロッコ役アラン・ドロン哀し。
 『ルードヴィヒ』1972年伊
実は未だ完全鑑賞していない・・。今度こそバッチリ録画は成功ゆえ・・リベンジリベンジ・・。デジタル処理したのかな?とても色彩が綺麗だ。

終電車.jpg★クラシック
初めてのものも、以前観たものももう一度!
月に4〜5本はクラシックを楽しみたい。映画ファンのこれは使命〜♪
○ヨーロッパ 
 『終電車』 1980仏 監督:フランソワ・トリュフォー
37歳でも素晴らしく美しいドヌーヴと若きドパルデュー! 戦時下でも「演劇の灯は消さない」という心意気も嬉しい演劇人たちの熱き思いと恋愛劇。
 『ニューシネマ・パラダイス 完全オリジナル版』1989伊 監督:J・トルナトーレ
もうたぶん10年以上前に一度TVで見たっきりだったが、今回こんなに映画を沢山観るようになってから初めてもう一度見直してみて改めて感動。こんなに映画を愛しいと思える作品だったとは!(愛) 
先日亡くなった映写技師アルフレード役/フィリップ・ノワレ氏のご冥福をお祈り致します。
第三の男.jpg 『第三の男』 1949英 監督:キャロル・リード
昔、深夜枠で半分寝ながら観たっきりだったので、今度こそちゃんと鑑賞。斬新で芸術的なカメラワーク! ヴィスコンティ「夏の嵐」のアリダ・ヴァリに恋するは、この頃の映画に出ずっぱり感すらあるジョセフ・コットン。

○ハリウッド 
 『紳士協定』 1947米 監督:エリア・カザン
グレゴリー・ペック がハンサム〜♪なんて見とれている場合じゃない とても真摯なテーマに驚く。現代にも通じる人種差別の問題に真っ向勝負する主人公がまぶしい。
 『北北西に進路を取れ』 1959米 監督:アルフレッド・ヒッチコック
これも ↑と同じだったので、今度こそリベンジ。 カラーフィルムが綺麗なのに驚いた。長いけど(137分)全然飽きずに観れる追われ型サスペンス。DVDの特典映像も面白かった。

秋刀魚の味.jpg○日本
 『晩春』1949日本    監督:小津安二郎 
笠智衆と原節子の父娘もの。嫁に行き遅れた娘を心配する父親と、母亡き後に父親を一人にするのが心配な娘の情愛が美しい。
 『秋刀魚の味』1962日本 監督:小津安二郎
笠智衆が父親で、岩下志麻が娘のやはり父娘ものの集大成とも言える傑作。お互いに相手を思いやる気持ちが美しい。最後の花嫁姿に泣ける。
 『浮き雲』1955日本   監督:成瀬巳喜男
林芙美子の代表作の映画化。 高峰秀子と森雅之の大メロドラマだが、妻ある男性に惚れたばかりに堕ちに堕ち・・なんとすくわれないラストでしょ。
   
★こだわりもの
○まだ引き摺ってたカポーティ関連
 『悪魔をやっつけろ』1954米
ハリウッドの黄金コンビ/ジョン・ヒューストン監督とハンフリー・ボガートが制作で、
なんと脚本がカポーティ。何かにとり憑かれた人々の巻き起こす”滑稽な人間群像”を描いた型破りなコメディ。
○「麦の穂をゆらす風」鑑賞を機にアイルランドもの2作
 『ダブリン上等』2003英・アイルランド
「イノセントラブ」とは180度違ったキャラをこなすコリン・ファレルに脱帽! 
登場人物すべてが個性的な群像劇でヒューマン?コメディ。
キリアン・マーフィも気の弱い青年を好演。
○「硫黄島」2部作鑑賞を機に、硫黄島もの
 『硫黄島の砂』1949米
終戦後たった4年目に作られたジョン・ウエイン主演のタラワ、硫黄島の戦いを描いた戦争映画ですが、意外としっかりした人間ドラマにもなっていました。
ラストシーンは イーストウッドの”手紙”にも通じるものがあったことに驚き。
○「トゥモロー・ワールド」で久々にクライヴ・オーエンにはまり・・
 『シンシティ』2005米 
ミッキー・ロークやらイライジャ・ウッドの変身ぶりを楽しみつつも・・
タラちゃんのお得意スプラッターに少々げんなり。

○その他
 『愛情萬歳』1994台湾 監督:蔡明亮 ツァイ・ミンリャン
リー・カンション主演シリーズ?の初期作品。テーマの都会の中の”孤独”もこの頃からなのかしら・・音楽一切無し・・独特の作りは最初からなんだ・・。
 『輝ける青春』2003伊
昨年劇場で観て、DVDも買ったのに、WOWOW初放送で再び6時間!
何度観ても泣けるイタリア家族もの。
イノセントラブ.jpg 『イノセントラブ』2004米(日本未公開)
「めぐりあう時間たち」でピューリッツァー賞を受賞したマイケル・カニンガムの原作をコリン・ファレルで映画化。コリンの驚くほどイノセントな演技と人間愛(含同性愛)に泣けた。
 『007/カジノ・ロワイヤル』1967米 
監督:ジョン・ヒューストン
P・セラーズ、デヴット・ニーヴンなど超豪華なスター総出演のドタバタコメディー!今年の新007とは同じ話とは到底思えない(爆)
 『1941』1979米 監督:S・スピルバーグ
ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド主演のドタバタ戦争コメディ!
三船敏郎率いる日本軍の潜水艦のハリウッド攻撃におびえるカリフォルニア沿岸の市民たち〜もう出てくる人々が全員おバカばっかり〜♪
ヒッチハイク.jpg 『銀河ヒッチハイク・ガイド』2005英 
原作・脚本:ダグラス・アダムス
カルト的人気を誇る英国のSF小説の映画化。「銀河ハイウェイ建設工事の立ち退き」とかで地球を破壊され、生き残った地球人数人が宇宙を放浪するドタバタSFコメディー♪ SWみたいなクリーチャー宇宙人の行動があらゆる人間の皮肉で出来ている!!面白かったーー♪

年末までにまだ時間がありますから、また追加があるかもしれません・・わーい(嬉しい顔)
この記事へのコメント
こんばんは。
偶然!私もつい最近「第三の男」観ました。で、大感激。画面の美しさにクラクラしました。
私もマダムの真似っこして、こういう記事書こうかな〜^^;
Posted by わかば at 2006年12月21日 23:19
年末でお忙しいとは言いながら、いや〜、ご覧になってますねぇ。古いのから新しいのまで、洋の東西を問わず・・・。なかなか圧巻ですわ。

「ニュー・シネマ・パラダイス」はやっぱりフィリップ・ノワレを偲んでのことでしょうか?
泣けますよね、この映画。

アイルランドものはイコールキリアンか・・・。

「カジノ・ロワイヤル」のコメディー版についてはちょうど昨日考えていたところ。
まだ今は新作に浸っていたいので当分見ないとは思いますが・・・。そのうち笑いたいです。
Posted by nouilles-sautees at 2006年12月22日 00:55
牢わかばさん
おお〜!『第三の男』
ご覧になりましたか! もうびっくりしますよね〜60年近く前の作品で、あの芸術性の高さは!!話としても面白かったですね。
是非是非!まねっこして記事書いて下さいませ〜♪ わかばさんの”おうち鑑賞”ラインナップも楽しみにしていますよ〜♪

牢nouilles-sautees さん
は〜い、雑食性なもので・・ホラーオカルト以外はなんでもこい!でゴザイマス♪
フィリップ・ノワレ氏の訃報は残念でしたね・・私が見たのはその直前で、偶然でオドロキました! WOWOWで放送があり、観る事が出来たんですが、アルトマン監督も特集組んで放送していたとたんに訃報ですから、WOWOWの番組編成の方々は予知能力があるんかなと・・(ーー;)
ノワレ氏の件、記事を書き足すことにしました。ありがとう〜。
コメディー版「カジノロワイヤル」も是非!(爆)
Posted by マダムS at 2006年12月22日 09:20
こんばんは。
今日はクリスマスイヴだけど、いかがお過ごしですか?
いやぁ〜、またまた沢山ご覧になっていますねっ!
私も「ルードヴィヒ」先日録画したけど、
まだ見ていないです〜。長いので躊躇しております。

「ニューシネマパラダイス」
私も大好きな作品です!!
「劇場版」と「完全オリジナル版」はちょっと別物の感じがしますよねぇ〜。
泣けるのはオリジナル版。
「劇場版」はアルフレードとトトのを中心にした関わりとふれあいがテーマ。
「オリジナル版」はトトが主人公で、アルフレードよりも恋人エレナの関わりが主みたいな感じがしましたが、マダムSさんはどう感じられましたか?
そうそう、エレナの若いときの女優さん、確か「禁じられた遊び」のあの少女を演じた人だったかしら?

「第三の男」再見されたんですねっ!
ほんとこの作品は60年前に作られたのに、
いまだにベスト1に選ばれますねっ。素晴らしい作品です。
モノクロの良さが最大限にいかされた作品だし、あの第三の男の顔が窓の明かりで浮かび上がるシーンやラストのシーンなど印象に残る名場面が数多くありますよねぇ〜。
またアントン・カラスのチターの音色が何とも言えない哀愁を帯びていて、胸に響きます♪
第二次世界大戦の時のウイーンを舞台にしていて、あの観覧車もこの映画ですっかり有名になりました。
私も秋にウイーンに行ってきたので、もう一度見たいと思っているんですよっ!
Posted by 紫の上 at 2006年12月24日 22:39
牢紫の上さん
ひゃ〜 クリスマス・イヴのご訪問有難うゴザイマス♪
さすがに閑古鳥で寂しく思っておりました〜ん♪
おっ『ニューシネマパラダイス』
51分・約60カットの未公開シーンを追加しているそうなので、劇場版とは全体から受けるテーマが違って見えるんでしょうか?実は以前観た時も「完全版」だったような気がして・・その”違い”を知りませんでしたよ(^^;) 今回のは3時間近く(175分)あるのできっと彼女との触れ合いの部分も時間たっぷり挿入されているのかもしれませんねぇ・・そうそう!ブリジット・フォッセー ですよ!青年時代に愛した恋人と中年同士で再会した時の彼女ですよね?懐かしいですねーー『禁じられた遊び』も今一度観たいですっ!
『第三の男』のモノクロームの映像は本当に今更ながら驚きました!キレイです!ご指摘の顔がライトに照らされる部分もですが、地下道での追跡のシーンも何度も息を呑むような芸術的なショットがありましたよねぇ〜素晴らしいです。もちろんサスペンスとしてのストーリーも面白いし、戦後すぐのドイツ人の屈折した思いなども垣間見れて興味深いし、まだまだ瓦礫が残るウィーンの街が痛々しいですよね・・ああそうですよ〜紫の上さん先日行ったばかりでしたねー!是非この映画観て思い出してくださいね〜きっと観たら「ああ」とご存知の名所旧跡も登場しているんだと思います。 
Posted by マダムS at 2006年12月25日 07:57
「第三の男」ラストで、ジョゼフ・コットンの前をアリダ・ヴァリが無視して通り過ぎるシーン、ここで挨拶すべきだ、と言うひとがいました。「その節はホントにたいへんお世話になりまして」「いえいえ、お役に立てませんで」なんて会話が加わったら、名作が台無しですよね。
Posted by Bianca at 2006年12月25日 23:50
牢Biancaさん
わはは♪
Biancaさんのユーモアセンスにも脱帽です!(^^)/
あそこで彼を無視したヒロイン・・潔いですよね〜というか、元々ハリー一筋で鼻もかけてなかったですからね〜敗戦国ドイツのプライドだなんて、どこかの映画批評で見かけましたよ。
Posted by マダムS at 2006年12月26日 10:49
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