2007年01月21日

『クライング・ゲーム』('92) DVDで

クライング・ゲーム.jpg「麦の穂をゆらす風」を観てからアイルランド問題を追いかけているうちに、どうやらニール・ジョーダン監督にはまっちゃったようです・・・

「プルートで朝食を」→「ダブリン上等」→「マイケル・コリンズ」ときて、4本目! 昔観た「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994)」はあまり気に入らなかったのですけど、こうなったらもう一回見直してみようかなぁ・・

cryinggame2.jpg先日発表された、2007年度GG賞で見事に主演男優賞受賞フォレスト・ウィテカーも出ていました→
やっぱりこの頃からいい演技してたんですねぇ・・

cryinggame3.jpg『クライング・ゲーム』 1992年 イギリス
1992年度アカデミーオリジナル脚本賞受賞
原題 : The Crying Game
監督・脚本:ニール・ジョーダン
出演:スティーヴン・レイ、ジェイ・デイヴィッドソン、ミランダ・リチャードソン、フォレスト・ウィテカー、エイドリアン・ダンバー
<Story>*****英国軍に捉えられた仲間を釈放するため、IRAのメンバー数人に人質として誘拐された黒人兵士ジョディ(フォレスト・ウィテカー)。 見張り役のファーガス(スティーヴン・レイ)と他愛も無い会話をする内にいつしか、心を通わせる二人だったが、「もし殺されたら、ロンドンいる恋人に会い、愛してると伝えて」と言い残していた・・。アジトを急襲されすんでのところで生き延びたファーガスはロンドンでジョディの恋人ディルに会うが、その妖しい魅力にひと目で恋に落ちてしまう・・。*********

 ここでは現代のアイルランド、今や要人の暗殺などでテロリスト集団としてのイメージしかないIRA(アイルランド共和国軍)のメンバーが主人公だが、優しさも思いやりも持ち合わせた一人のとっても人間的な男の話なのである。

 お互いに差別される側という共通項(黒人はアイルランドではかなりの差別の対象、そのアイルランド人もロンドンへ行けば侮蔑される)もあり、短い時間ながら心の交流を持った二人。 英軍からのアジトの急襲に乗じてロンドンへ逃げ延びた彼は、その兵士との約束を忠実に守って(笑)会いに行った兵士の恋人に恋してしまうのだけれど。。その恋人ってば。。がく〜(落胆した顔)

 久々に先の読めないサスペンスなストーリー展開で、どぎまぎしながら一気に鑑賞しました! 昨年BOW映画祭で鑑賞したペドロ・アルモドバルの『ライブ・フレッシュ』なんかも思い出したり。 借りた時に確かパッケージに「無修正版」と書いてあったような気がしたんですが、「あ、これだったのね」という赤面部分もあり・・たらーっ(汗)  「プルートで朝食を」へと繋がるテーマもあったりで・・なかなか面白く鑑賞! ちょっとこの監督に目が離せなくなりました。  

 冒頭いきなり「男が女を愛する時」が字幕付きで流れるのだけれど、改めておや、こういう歌詞だったかと再認識・・終わってみればこれほどぴったり内容にあった曲もないだろうと納得♪
音楽にはあまり詳しくはないのだけれど、他にも当時のヒット曲など散りばめてあると思われ、好みでした。 解説によると、同名の主題歌は元カルチャー・クラブのボーイ・ジョージが担当しているそうな。。


posted by マダムS at 11:30| Comment(9) | TrackBack(1) | イギリス/アイルランド映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは(^^)こちらもタグができたのですね〜。…それはさておき。
ふふ、偶然ですが、私もただいま、ニール・ジョーダン映画祭をひそかに開催中です♪
この作品は、公開当時観ました。ので内容はかなり忘れていますが、いわゆる「ネタバレ厳禁」についてはよく覚えていますよ。当時ずいぶん話題になったものでした。私はカルチャー・クラブも好きだったので(若かりし頃コンサートにも行ったな、そういえば)、その辺も後から考えて深いな、と。
ただ、当時は政治についてあまり理解がなかったので、今観たらもっと味わえるかも。私も見返そうかな。
「マイケル・コリンズ」も見ようと思います。この監督、常連さんやカメオ探しも楽しそうですわよね♪(ギャンブル・プレイには、私の愛するクストリッツァが出ておりますのよ)
Posted by わかば at 2007年01月21日 22:37
こんばんわ。
この映画、公開の翌年見ました。その後N・ジョーダンものは「インタヴューwithヴァンパイア」「ことの終わり」を見ましたが、やはりこの作品の印象が強いです。ディルの強さと美しさ、心に沁みる<The Crying Game>の歌詞、それからスティーヴン・レイの弱弱しい表情等が、記憶に残っています。
Posted by Bianca at 2007年01月21日 23:56
咽わかばさん
そうなんです〜昨日は必死で”タグ”に挑戦してみました・・もっと早くやるべきだったわ(^^;) 
それはさておき・・
昨夜は入れ違いコメントで失礼しました♪
やーやー!劇場でご覧になっていらっしゃいましたか! そうか、随分な話題作だったのですねん?そうでしょうね〜さぞやと推測易しいです(笑;) この作品でN・ジョーダンはブレイクしたんですねぇ〜知りませんでしたーー。
うわぁ〜カルチャー・ボーイもお好きだったんですか? 私も名前だけは聞いたことありましたが(なんせこの頃の文化・芸能関係すっぽり抜けてます)、彼らの起用がこの作品にマッチしてたって事なんですわね?
>常連さんやカメオ探しも
どうやらそうみたいですね!! スティーヴン・レイなんてほとんどの作品に出てる? カメオ探しも面白そうです♪
次回レンタルは「ギャンブル・プレイ」にしようかな・・(^^)v

咽 Biancaさん
おお、さすがですね!これもご覧になっていらっしゃいましたか!
やはりこの作品の持つインパクトは忘れがたいものになりそうです(^^;)
ディルを演じたジェイ・デイヴィッドソンありき、かとも思いますが、監督が好んで使う俳優・スティーヴン・レイの存在感もなかなかですね〜♪
Posted by マダムS at 2007年01月22日 09:15
思いで深い映画ですよ〜〜
公開当時、「映画を見た方は結末を言わないで」ってありましたよね。
途中入場も厳禁だったので、
私、朝一の映画館で一人貸切状態だったんですよ〜(笑)
このころよく出てた、ミランダ・リチャードソン最近見ませんね?!
Posted by キウイ at 2007年01月22日 23:51
非常に話題になった映画ですよねぇ(懐)。

ただ話題がストーリーより衝撃シーンとかボーイ・ジョージのテーマ曲の方ばかりに行ってしまって、観た私の方も当時それにかなり感化されていたように思います。

今、マダムSさんのレビューを拝読して、こんな話だったのか・・・と新鮮でした。もう一回観てもいいな。

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、あれ、これダメですか?ってダメっていうのはすごくわかりますが(笑)、私は好きですねぇ。特にブラピが。
Posted by nouilles-sautees at 2007年01月23日 01:00
おおお、懐かしいです。みなさんおっしゃってますけど、もう一回見たいわ。
この作品は、キャスティングと脚本の勝利だったと思います。ジョーダン監督、この作品の辺りが絶頂期でした。
Posted by 豆酢 at 2007年01月23日 09:42
咽キウイさん
いや〜ん、キウイさんちゃんと劇場でご覧になったんですか!?スゴーイ! 私なんぞこういったジャンルの映画は、つい最近成人してから(ウソ)ですよ! いえマジで存在すら知りませんでしたもの。
そうでしたかー「結末は言わないで」映画だったんですね!?結末というか、途中も言っちゃダメですよね(笑)

咽nouilles-sautees さん
いやーん、そうなんですかー!?
知らなかったの私だけ?
まあそうですね、多分”衝撃のシーン”などに目を奪われてしまいがちな作品かもしれません(笑)
「インタビュー〜」はブラピ&トムという話題性だけで観ましたけど私。イマイチなんだかなーと思ったんです。。ブラピはモチロン良かったですが、子役だったキルスティン・ダンストも光ってましたよねー!この頃から!!

咽豆酢さん
いやーん、ほんとですか?
きゃ〜知らなかったの私だけだ。。。(^^;)
>キャスティングと脚本の勝利
なるほど、そうですね〜
お金は全然掛かってない作品なのに、インパクト強くて忘れられない映画になりそうですー!
Posted by マダムS at 2007年01月23日 21:20
こちらにもお邪魔しま〜す。
昨日やっと「プルートで朝食を」を観ました。
テロと間違われて逮捕されちゃうところでは、どうなるんだろうって心配したけど「へぇーそうなるのかぁ」って、意外な展開で面白かったです…
ピントがずれているんだけど…天使みたいに無垢で、可愛くて愛さずにはいられない主人公でした♪
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の監督だなんて、意外でした。私もインタビュー〜のほうは、昔見たときは、あんまり好きではなかったの…
でも、もう一度見てみようと思います。
あっ、それから「クライングゲーム」もまだみていないので、見なくっちゃ!
Posted by ボヤージュ at 2007年02月03日 22:33
咽ボヤージュさん
わぁ〜こちらにも来て頂いて有難うゴザイマスv(^^)v
「プルートで朝食を」ご覧になりましたか!! うふふ。。キリアンの真っ青な瞳とピンクのお洋服ーが目の裏に焼き付いて暫く離れませんでしたよ^^で、DVDをとうとう買ってしまいました(笑)
そうなんです、「インタビュー〜」の監督なんですよね〜硬派なものもありますが、どこかロマンチストな部分を持っているような気がするんですこの監督。
「クライングゲーム」も是非ご覧になってみてくださいね♪ ちょっとR指定ついてますが。。(汗)感想お待ちしてますよ〜!
Posted by マダムS at 2007年02月03日 23:41
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Excerpt: スコットランド人?Treacleのようね。
Weblog: 悠雅的生活
Tracked: 2007-02-03 00:53
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