2007年03月07日

『あるいは裏切りという名の犬』

裏切り2.jpg昨年暮れに東京でしか公開されていず、皆さんの評判がすこぶる良いのに観に行けずに残念に思っていたら、地元の小さな映画館に流れて来ましてようやく鑑賞出来ました♪

邦題が何かと話題になりますが・・
これ!いいんじゃないでしょうかー!!
めちゃめちゃ大袈裟なタイトル手(チョキ)


『あるいは裏切りという名の犬』 
2004年/フランス
(原題:36 QUAI DES ORFEVRES)
2005年 第30回セザール賞8部門ノミネート
監督・脚本:オリヴィエ・マルシャル
出演:ダニエル・オートゥイユ/ジェラール・ドパルデュー/アンドレ・デュソリエ/ヴァレリア・ゴリノ/ロシュディ・ゼム /ミレーヌ・ドモンジョ

うん、これは面白かった! もう鑑賞された方も多いのでストーリーは割愛させて頂きますが・・実際に警察職についた経験がある監督が実話を元に書いたホンだそうで・・気になる方はコチラ→公式サイト

 最近ではすっかり香港にお株を取られた形のクライム・アクションだけれど、久々にゾクっとするような”フレンチ・ノワール”を楽しめたかな・・。一昔、いや二昔前ならアラン・ドロンやジャン・ギャバンが演じたようなキャラクターでしょうか・・男臭く、はたまたとっても人間臭い映画です。
サスペンス色も盛り込み、更に情感たっぷりの男女の愛憎と父娘の絆を描いて、一級のエンタテイメント作品になってました。

 実は正直言うと、オートゥイユ&ドパルデューはちょいと苦手な部類になるので、どうしても色気があるとは思えないのだけれど(ファンの方ごめんなさい)それを差し引いてもスピード感ある話の展開が面白く、引きこまれてしまった。 二人と二人を取り巻く登場人物やシーンに無駄がまったく無く、しかもウダウダと説明したりしないので、神経を研ぎ澄ましていないと置いてかれそうなスリルもあった。

 音楽が大袈裟過ぎたのがちょっと難点でしょうか〜惜しい!
(悲しい時に涙を煽るような旋律とか・・)あまりセンス良いとは言い難いのがもったいなかったですねぇ〜 
あのミレーヌ・ドモンジョの崩れっぷりが凄かった! 往年のファンの方はショックなんじゃないでしょーか!Σ( ̄ロ ̄lll)

★ロバート・デ・ニーロとジョージ・クルーニーでリメイクが決まっているそうで、監督はマーク・フォスター(「チョコレート」「ネバーランド」「ステイ」)。 ハリウッドリメイク〜? だけどこの面子ならちょっと期待出来そうです♪


posted by マダムS at 21:15| Comment(12) | TrackBack(8) | フランス映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
正直言うと男性ふたりとカミーユの関係についてちょっと把握しづらかったのが残念でした。(私だけ?)でもただの刑務所なのにやたらきれいだったり、ま。ちょっと大げさですが、音楽いいし、やっぱり全体に素敵な仕上がりで満足でした〜
Posted by Cartouche at 2007年03月07日 22:54
>Cartouche さん
3人の関係はわかりづらかったですよね?
作品を観ただけでそれを読み取るにはちょっと説明不足だった感があります。そういう方多いみたい。
確かに留置場?はやたらキレイでしたね(笑;)刑務所の内部は映さなかったような気がするので、いまだ酷いところなのかもしれませんよー(^^;)
概ね満足の行く作品でした〜♪ 
Posted by マダムS at 2007年03月08日 11:08
こんにちわっ。

これ、昨年末最後の鑑賞作品でした。
が・・・私はいまいちハマれなかったっていうかなんというか。
なんでしょうね〜何がいけないってわけじゃないんですけど、
なんとなく。

私も3人の関係はすごく把握しずらいなーって思いました。
フライヤーの粗筋を読んで「なるほど〜」って思ったぐらいです。

リメイクはどうなるんですかね。
HWですからドッカンドッカンいっちゃうんですかね。(笑)
Posted by Chocolate at 2007年03月08日 11:18
>Chocolateさん
こんにちはん♪
イマイチはまれずですか? これ案外フランス映画にしてはHWチックだったかも?
だから面白いという意見と、つまらんという意見にわかれるかもしれませんねー!
リメイクは マイケル・マンが好みそうな素材ではあるけれど、あの「ステイ」を撮ったマーク・フォスター監督なので、結構繊細な作品に仕上げてくれるんじゃ?と期待してます♪ マイケル・マンのケレン味たっぷりの男の世界も好きなんですけどねワタクシ(^^)v
Posted by マダムS at 2007年03月08日 11:29
1月に見ました。フランスの恋愛映画は相性が悪いですが、ノワールは好きでございます。
リメイクだとストーリー展開の楽しみはなくなりますが、配役で期待です。
Posted by MACHI at 2007年03月09日 16:01
去年の暮れに観たんですが、
ダニエル・オートゥイユ警視の男気にしびれました。
かっこつけたおじさんは好きです。
リメイク版ですが、クルーニーはまだしも『ヒート』の頃のデ・ニーロだったら許せるんですけどね。。。
ところで、マダム、ジョシュの『モーツアルトとクジラ』は
ご覧になられたのでしょうか?
Posted by Ruiji at 2007年03月09日 19:18
そうですか〜、面白かったですか!
この作品はパリでは2年(?)くらい前に公開だったと思うんですが、年末の忙しいときであれよあれよという間に見逃してました。

私はドパルデューはいいんですが、オートゥイユがちょっと・・・なので必然的に観にいきたい度が下がるんですよ。

パリでは今週からこの映画の監督がシナリオに参加した作品が公開になってます。好きな俳優さんも出てるので観にいくのを楽しみにしてます♪
Posted by nouilles-sautees at 2007年03月09日 20:07
>MACHIさん
そうでしたね〜おフランス恋愛物は苦手とおっしゃってましたよね^^ これはかなり硬派なノワールでしたから大丈夫でしたか?
リメイクですが、クルーニーは実際の歳より老けて見えるとはいえ、デ・ニーロと20の歳の差ではどうなんでしょうね〜楽しみですが♪

> Ruijiさん
 >かっこつけたおじさんは好き
むふふ。。オートゥイユはワタクシ・・コメディのイメージがどうしても邪魔するんですが(^^;)今回は気張ってましたねー!
うーん、そうなんですよ! せめて10年前のデ・ニーロだったらねー・・
ひゃ〜ん! ジョシュの「〜クジラ」はまだなんですぅ〜(^^;)地元に流れてこないかなーと思ってるんですが、が、、良かったですか? そちらにも伺いますね♪

>nouilles-sautees さん
そちらでも年末公開でしたかー! 2004年ですよね?
こちらでも昨年末公開でその上上映館が遠かったので〜しかも、やきそばさんと同じくオートゥイユがちょっと・・なので、余計行きそびれてたんですよね(^^;)
オリヴィエ監督ったら、この映画にもちらっと出てましたが、多彩な方のようですね^^ 今公開中の映画ってなんでしょう?好きな俳優さんってどなたかなぁ!?
Posted by マダムS at 2007年03月10日 08:53
こんにちは〜。
久々に、チラシとタイトルがすごく気になる雰囲気の作品でしたね!
ワタシはオヤジの渋さにポ〜ッッっとなってしまい、キライなタバコも「かっこいい、、、」なんて思っちゃいました☆

TB送れているかな?
送れていなかったらごめんなさい><
Posted by きらら at 2007年03月10日 11:21
>きららさん
こんばんは〜♪TBちゃんと届いてますよ〜ありがとう!
そうそう!この邦題!いいですよね〜
意味不明だけどインパクトあります!(笑)
私も普段は嫌煙家なんですけど、暗黒街の男たちにはやっぱりタバコは似合い過ぎ♪おっと、彼らは警察官でしたっけ(^^;)
「ディパーテッド」のニコルソン爺じゃないけど、「どこが違うんだ?」って感じすね(笑)
Posted by マダムS at 2007年03月10日 21:14
こんばんわ!
この映画、よかったです〜〜〜
フランス映画のノワールを初めて見たのですが、魅せられてしまいました。
Posted by サラ at 2007年03月19日 00:17
>サラさん
こんにちは!
女性はなかなかこういった暗黒ものは敬遠しがちですけれども、ドラマ色の強いものは見ていて面白いですよね。これも二人の男の過去が絡んだ複雑なストーリーが面白かったです。
Posted by マダムS at 2007年03月19日 09:57
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