2007年03月25日

『フランシスコの2人の息子』

フランシスコ.jpgブラジルの実在の人気デュオ/ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ。 彼らの”映画のような”人生が本当に映画になった・・

『フランシスコの2人の息子』 
2005年/ブラジル 
 (原題:TWO SONS OF FRANCISCO)アカデミー賞外国語映画賞ブラジル代表
監督:ブレノ・シウヴェイラ
音楽:カエターノ・ヴェローゾ/ゼゼ・ヂ・カマルゴ
出演:アンジェロ・アントニオ/ジラ・パエス/ダブリオ・モレイラ/マルコス・エンヒケ/マルシオ・キエリンギ /チアゴ・メンドンサ/パロマ・ドアルテ  公式サイト

フランシスコ3.jpg<Story>*****田舎で小作農として暮らすフランシスコは、息子たちに畑を耕す以上の暮らしをさせたいと願い、長男のミロズマルと次男のエミヴァルをプロのミュージシャンにしようと決意。家計をやりくりして楽器を買い与え、兄弟はその期待に応えるよう独学で練習に励むが、一家の財政はますます苦しくなってしまう。 (シネマトゥデイ)*****************

フランシスコ4.jpg昨年鑑賞した同じブラジル映画『Oiビシクレッタ』では、失業した父親が赤ん坊を含む家族7人と”自転車”で有無を言わさずリオを目指すという、愛すべき(!?)”無謀”な父さんでしたが・・今回は更にパワーアップ!(笑)2人多い7人の子供を抱え、食べ物にも事欠き地代も払えないのに息子を人気歌手にと奮闘する、呆れるほど”無謀”だけど”愛すべき”父さんの話でした。
フランシスコ5.jpgどうしようもない音痴な息子にアコーディオンやらギターやら、なけなしのお金をはたいて買い与える父さん! どうなる事やらとハラハラと見守る私達なワケです。 いかにも胡散臭い「えーじぇんと」オヤジにさらわれる様に連れて行かれたり・・悲しい出来事があり・・なかなか売れるようにはならず・・音楽で飯は食えないと諦めかけ背水の陣で作った曲が大ヒット!
フランシスコ2.jpg最後はご本人たちの登場でたっぷり実際のヒット曲「エ・オ・アモール」も聞かせて頂き(エンドロールが全部終わってもまだ流れ・・笑)、いやいやまったく幸せな気分で劇場をあとに致しました。
←成長した兄弟役の俳優と本人たち
子役ちゃん達も本当に可愛いです♪

『Oiビシクレッタ』でも感じた事なんですが、ブラジルの家父長制度っていまだに凄く強いようで、父親の意思は家族の中では絶対!みたいなんですね? どんな理不尽な事でも逆らわず、妻も子ども達もついていくんです。 現代の日本人が観たらとても信じられないような話ですが、それでもこの”強さ”にはしっかりした”強い愛”が根っこにあるんですね。
だから許せる”無謀”なんだと思いましたね。

posted by マダムS at 12:25| Comment(12) | TrackBack(11) | 中南米映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは☆
そうそう、エンドロールが終ったから席を立とうとしてもなかなか明るくならない!
ちょっと凄すぎ。普通ならフェードアウトしそうなのにね。やっぱり強引だわ。苦笑

素敵なご両親でした。苦労してるけど子供や家族の為に一生懸命な姿は真っ直ぐにこちらに届くようでした。
偽名をたくさん考えて電話リクエストするあたりもおかしかったけど、給料全部電話代にしたら私なら怒り心頭だわー。爆
Posted by シャーロット at 2007年03月25日 23:57
★シャーロットさん
あら〜ご覧になってましたか! (^^)v
わはは・・最後ね!なかなか終わらなかったですよね(笑)
あのママもパパもいいですよね〜
電話リクエスト!! なんでも無謀なんですよねあのパパりん!!(爆) でも泣けますね、あの強い愛情には。
奥さんも最後に「あなたの夢でしょ?」って言い返してたのには笑えました。でも最後のホンモノのコンサートの映像で抱き合って喜び合う両親と息子たちには胸が熱くなりますよね〜♪
Posted by マダムS at 2007年03月26日 08:46
専制的なお父さんVS二人の息子。タヴィアーニの「父・パードレ・パドローネ」(1977)や「グッド・モーニング・バビロン」(1987)を連想しますね。海を隔てていても、カトリック国の家長はどこか似ているのでしょうか。
Posted by Bianca at 2007年03月26日 11:51
こにゃちは
わたしも観ましたー。でも全然書き物が追いつけなくて書けてません。メインになってる?2曲、お母さんの歌とエ・オ・アモールはいい曲でしたね。本物の彼らのことは知らなかったんだけれど、曲はi-tuneでほしいなあと思いました。幼い頃の2人の僕ちゃんたちも歌がとっても上手でしたね。
エンドロールはたしかに長かった、これでもかってぐらい(笑)
Posted by mako at 2007年03月26日 13:18
サントラ買っちゃいましたよ。
「ひとの夫だからいいわ。自分の夫があんなだったらとんでもないわ」と友人が言ってました。(爆)

お父さんの夢の根底には愛があって、それを感じていたからこそ、みんな、ついていったんでしょうね。
Posted by MACHI at 2007年03月26日 14:58
★Bianca さん
ああ・・タヴィアーニ兄弟作品2本ですね!
昨年イタリア旅行へ行く前にチェックはしていたんですが、今だに見れていません!!(泣)
今の日本では失われてしまった”強い父親”が見れるのでしょうか?
ブラジルの父さんの場合は信仰は”音楽”だったような・・笑

★mako さん
ばんは〜♪
おお!ご覧になっていらっしゃいましたか!
お仕事忙しそうですものね!無理は禁物ですよ!!
お母さんの歌もいいですよね「僕が家を出るとき〜おふくろは泣いて〜」(違いましたっけ・・)なんてほんと、ブラジルの歌謡曲?誰でも口ずさみたくなるような2曲ですよね^^ i-tuneで手に入ります? メモメモ。
真っ暗けのエンドロール・・凄かったですよね(笑;)

★MACHIさん
わお! サントラお買いに!?
幾ら子供のためとはいえ、確かに働いたお金全部注ぎ込んじゃうのは困りますよねえ〜赤ん坊もいるんだからさ。。笑
やる事ははちゃめちゃだけど、家族を愛していることは間違いないので、子ども達もわかっているんですよね^^
Posted by マダムS at 2007年03月26日 23:35
いやぁ〜、直球勝負の感動作でしたねっ!
特にあの二人の少年が凄ーく気に入りましたよ〜!もう、可愛くて、可愛くて!あのような少年、今の日本にいるかしら?
もっともあのお父さんも日本にはいないよね?
お父さん、給料を全部つぎ込んで、電話しまくったり、ちょっと考えられないけど、
ハチャメチャも子供への愛があるから・・・と思わず、笑ってしまいますねぇ〜。
日本人と違い、ラテン民族らしい、明るさは救われます。
音楽って、人生の生きる希望にもなるのだと改めて、思わせてくれました。
Posted by 紫の上 at 2007年03月27日 21:28
★紫の上さん
正に直球勝負! 歌が物語ってますよね^^
子役ちゃん達、本当に可愛かったですね〜あの吸い込まれそうに純な瞳には参りました!
確かに日本にはもういないでしょう〜あのお父さんタイプもね!(笑)
そうか、ラテン民族ですものね、明るいですよねどんな時にもめげません! 音楽も暗い道を照らしてくれる希望の光ですよね。
Posted by マダムS at 2007年03月27日 22:05
これどこかにデヴューがないかと探してました。なるほど。こういう映画なのですね。確かに他の映画でも信じられないくらいお父さんが強いですね。南米モノは好きなので、見ようかしら。
Posted by Cartouche at 2007年03月27日 22:24
★Cartoucheさん
こんばんは!
ハイ♪ 貧乏人の子沢山家族の楽しいばかりじゃない生活ぶりが、時にユーモア交えて描かれます! 子役ちゃん達の澄んだ歌声に心洗われますし、ブラジルポップスもたっぷり聴けますよ♪おススメです。
ところで、昨日そちらにコメントもと思ったのですが、また”yahooしか受付ない”表示が出てしまったので、すごすご帰って参ったのですが・・もう一回試してみますね^^
Posted by マダムS at 2007年03月28日 20:30
あの父ちゃん、よく見ると結構かわいい顔してるんだけど、
やってること無茶苦茶で。
でもああいうのがラテンの父ちゃんって感じでいいですよね〜
「Oi〜」を私も思い出しましたよ、マダム。

子役、かわいかったですね〜
私は特に弟君(最初の)がかわいいにゃーって。
Posted by chocolate at 2007年04月06日 22:54
★chocolate さん
お返事遅くなりました!
憎めないタイプですよねーあの父ちゃん!
それも愛があるから!?
「Oi〜」の父ちゃんはかなりワガママでしたけど、しっかり家族はついて行きましたよね(笑)
子役弟くん!可愛いし、あんな小さくても歌上手い!! あのまま大きくなって欲しかったよね(役が・・)
Posted by マダムS at 2007年04月14日 20:25
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