2007年05月04日

『カイマーノ』〜イタリア映画祭2007D

(原題:Il caimano)2006年
カイマーノ1.jpg
監督:ナンニ・モレッティ
出演:シルヴィオ・オルランド、ジャスミン・トリンカ、ナンニ・モレッティ

ナンニ・モレッティが総選挙の行われた2006年に放ち、議論を巻き起こした渾身の一作。カンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品され、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞、監督賞など6部門を制した作品(公式サイトより)。
<Story>***********************
公私共に行き詰まったプロデューサーの元に、監督を志す新人が脚本を持ち込む。ベルルスコーニ首相を糾弾する内容のその映画を、ある勘違いから製作する羽目に陥るが、案の定問題が続発し・・。(公式サイトより)
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カイマーノ5.jpg映画作りの現場の大変さなどをコミカルに描いて楽しい映画ではあった。本国イタリアでは総選挙を左右したとも言われたらしいが、私がイタリアの政治に疎いためか、いま一つ乗り切れなかったのが正直な感想。その一つ前に鑑賞した「家族の友人」があまりにも強烈な印象を残しちゃったものだから、余計こちらが霞んでしまったのかも(笑)。 劇中劇が「実在の首相を揶揄するような内容」なので、数人の俳優が役を尻込みする中、唯一最後に引き受ける俳優役にモレッティ監督自身が扮しているのがご愛嬌か?というか本当にやるしかなかったかも?と思うと楽しい。もっとも、座談会などで出演者の一人ジャスミン・トリンカが「政治的なもの」より「家族の危機や映画製作現場の苦労などの部分を楽しんでもらえば」と述べていましたねわーい(嬉しい顔)
(写真はカンヌでのモレッティ監督(右から2番目)と出演者たち)
posted by マダムS at 09:55| Comment(4) | TrackBack(2) | イタリア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まだ感想が書けないですー。
この作品は私にはかなりの情報量だったのと、同じく「家族の友人」の強烈なインパクトに印象がすごく薄れがち。
でもとてもユーモアがあって、B級作品の監督…っていう設定も面白くて。
お金がはいったカバンが天上を突き破って落ちてくる…なんてかなりシュールだし。笑
ジャスミン・トリンカちゃんの出番がもうちょっと欲しかったな。
Posted by シャーロット at 2007年05月07日 13:49
★シャーロットさん
やっぱり一日に3本は私にはゲンカイを超えていた模様ー!(爆)
ちゃんと咀嚼出来てないすー。
モレッティのユーモアについていけてないかも。
頭の冴えている時にもう一回観てみたいです。
ジャスミンちゃんは可愛かったでしょう?
Posted by マダムS at 2007年05月07日 16:15
はぉー、2本目です。
たしかにおなかいっぱいになる情報量の映画でしたよね。
ベルルスコーニ、興味をひかれる人です。
Posted by マヤ at 2007年05月17日 23:41
★マヤさん
記事アップお疲れさまです!!
トラコメ有難うです♪
ベルルスコーニ氏、これほど直にバッシングされた元首相って、逆にどんな人物なのか興味持ちますよね(^^;)
映画の中に隠されていた様々なブラック・ジョーク?理解出来ない自分が不甲斐ないですぅ〜〜((TT)
Posted by マダムS at 2007年05月18日 19:20
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カイマーノ〜イタリア映画祭 その4
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