2007年08月15日

『プロヴァンスの贈りもの』

(原題:A GOOD YEAR)2006年/アメリカ
プロヴァンス3.jpg 
プロヴァンスに行きたくなる・・というより、こんな暮らしがしたくなりますよね〜緑豊かなシャトーでのスローライフ晴れ

プロヴァンス2.jpg監督・製作:リドリー・スコット
原作:ピーター・メイル「プロヴァンスの贈りもの」(河出書房新社刊)
出演:ラッセル・クロウ/マリオン・コティヤール/アルバート・フィニー/フレディ・ハイモア/アビー・コーニッシュ /トム・ホランダー/ディディエ・ブルドン/イザベル・カンディエ/ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ

<Story>******ロンドンの金融界で活躍する敏腕トレーダーのマックスは、幼い頃に夏を過ごしたフランス/プロヴァンスのシャトーの主で叔父の”ヘンリーおじさん”の訃報を受け、財産の整理の為に十数年ぶりにシャトーに帰ってくる。 ワインの生産農家など継ぐ意思はまったくないため、農園を含む広大な敷地や屋敷はすぐさま売り払い、ロンドンにとんぼ帰りするはずだったマックスだったが、トラブル発生のために暫く足止めされるうちに、ヘンリー叔父さんと過ごした楽しい思い出が次々と蘇り、自分の人生をもう一度見つめなおすことになる。*****************

プロヴァンス5.jpgん〜良かったですよ〜かわいい 
なんだか気持ち良い映画ですよねぇ〜わーい(嬉しい顔) 
ラッセルがすっかりオッサン化してますし(爆)、年齢的にも他に相応しい俳優さんはいたかもしれませんけど、何よりあのピーター・メイル氏の原作(これは読んでませんが、以前このシリーズ2冊は読んだ)を、とっても綺麗に映像化してくれていて、嬉しい。 監督とは旧知の仲だそうで、俳優と監督と原作者がとっても楽しんで作ったという雰囲気が画面から伝わってくるようでした。

 監督自身、プロヴァンスに別荘とワイナリーをにお持ちなんですってねぇ!! 天候に左右される農家の苦労などは映画の中でちょびっと語られていてますので、羨ましいなんて言ってる私は、たまに訪れて休暇を過ごすだけの”持ち主気分”に憧れてるだけなのかもしれませんが・・(^^;) そういう苦労の部分はササっと台詞だけで流しちゃってますから、余計ですね>住みたい願望。

プロヴァンス4.jpg音楽や映像の色調を大都会ロンドンと、プロヴァンスの長閑な田舎でくっきり区別しているのも良かったと思います。 プロヴァンスでは軽快なフレンチポップスが流れ、全体的に美しく輝く黄金色で温かい感じで統一。 一方、ロンドンの証券取引所での息詰まる株取引でのシーンなどでのアップテンポの曲使い、色調はマックスのオフィスも含めてブルーに統一されて冷たい感じ、と、 その切り替えが気持ちいいこと。

 それから、ユーモアとウィットにとんだ魅力的な会話と、思いがけず時折スラップスティックコメディ調になるのにはちょっとビックリ!で大笑いわーい(嬉しい顔) で、大満足。 農園で飼ってるわんこ君に”タチ”という名前がついているので、ジャック・タチからとったのかな?と思っていたら、パンフを読んだらやはりそうだとの事で納得。 フランス・コメディ映画界の大御所監督のナンセンス・ギャグがしっかり盛り込まれておりましたるんるん 

 もう一つの主役、ワイン。。 詳しい方ならその点でも色々感想が違ってくるのでしょうねバー 飲めない私は良く違いなどわからないけれど、こんな風に気取らずに普段の食卓で楽しむワインもいいなと思います♪ フランス人にとっては水と同じ? どんなに歳とってもあのもうちょっと認知症気味のお爺ちゃんでさえ、不味いワインは拒否しちゃうところなんか、もう最高ですね!(笑)

 それにしても、ラッセルがこんな役もこなすとはー! 普段からオーストラリアの農場生活がすっかり板についてるのか!? プロヴァンスの農園に居るほうがロンドンの証券取引所にいるより似合っちゃったりしてねがく〜(落胆した顔) もうちょっと美味しいプロヴァンス料理が見れると思ったのはちょっと期待はずれ。 地元の人ももう少し登場させて欲しかったかも。

 でも多分、2〜3回は観ちゃいそうです。ほくほく。。
posted by マダムS at 06:57| Comment(13) | TrackBack(6) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
映画を見ると、住みたくなる場所が増えますよねえ。(爆)
トスカーナ、コモ湖畔、湖水地方などなど。
Posted by MACHI at 2007年08月16日 08:28
盆じゅ〜る!
にはちと遅かったが・・・。
私も昨日観に行きましたよー。
行くか行くまいかさんざん迷った挙句、
思いのほか、ツボにハマリマシタ。号泣(笑)
これって、「サンジャックへの道」にアプローチが似ていると思うんですよ。
気づきの物語には弱いです。テンポもよし。
さすがのリドリーは風景の撮り方も美しかった。
ラッセルは不安材料でしたが、メガネ姿はなかなかよかったですぅ。
私もイヌの名前のタチが気になったんですが、やっぱりジャック・タチにあやかっているんですねー♪
Posted by かえる at 2007年08月16日 13:35
★MACHI さん
ひゃ〜ん! MACHIさんにはお見通し〜〜(^^;)
そうなんですよ〜 ”などなど”が年々増えて。。(爆)


★かえるさん
送り盆じゅ〜る!
おお、ご覧になりました? 
そう言えば”気づき”シリーズに位置づけされまふね♪
マックスさんてば、ロンドンの友達に「いつまで持つかな!?」なんてからかわれてましたけど、ラッセルなら大丈夫そうです(違)
そうそう、テンポも良かったしさすがのリドリー!光の使い方が上手かったですねー♪
念願のタチ映画、ちょっと前にTVでやっと観れたんですよぉ〜 タイムリーでした♪
Posted by マダムS at 2007年08月16日 17:00
欲しい?欲しいでしょ〜
20世紀フォックス版なんて、お値打ちでるかなぁ?
お宝?
な、わけないよね。放棄したもんだし…

ラッセルもすっかりおっさん役が板についてきたなぁ〜
とか思いつつも観賞してました。
Posted by 八ちゃん at 2007年08月16日 17:51
グラディエーターやプルーフ・オブ・ライフの印象が強かったので、ラッセル・クロウがこういう役をやるとは驚きましたが、結構良かったみたいですねー
プロバンスというと、ヨーロッパでありながらエキゾチックで時間がゆったりと流れてるイメージがあって、あくせく日本人(笑)には、桃源郷のように感じられますね。1ヶ月だけでもいいから休暇で過ごしてみたい!
Posted by JT at 2007年08月17日 09:38
いや〜ん、ご覧になりましたか。
久しぶりになかなか楽しいラッセル熊さん(ネタ? 笑;)を堪能できる作品でした。
リドリーさんだけあって風景も女性の撮り方も逸品!
クマさんの男汗;も、プロヴァンスの空気にすっかりイイ感じに乾いていましたね。^^
フランスのお子達は、ワインは水の如く呑むとか聞いておりましたが・・・アルバート・フィニーおじさんは、ちゃんと水で割っていましたので、なんとなく安心。^^b
あのブティック・ワイン、是非よばれたいものです。(自腹では痛そう!笑)
字幕の監修に田崎真也とありましたね。^^

ま、とにかく猛暑の中、赤ワインも常温で美味しそうな・・・あんな所で避暑がした〜い!!!(切実;)
Posted by ラクサナ at 2007年08月17日 10:26
★八ちゃんさん
配給会社が「○川映画」と出たので一瞬「?」となったんですが・・最初は20世紀フォックスだっただなんて!知りませんでしたよぉ〜〜! そのチラシ、貴重品ですねぇ!!そのうちお値打ち品になるかも?大事に取って置いたほうがいいですよぉ(笑)
おっさんラッセル・・次回はまたアクションものぽいので、どの程度シェイプアップしてくるか、見ものであります!!(^^)v

★JTさん
こんにちは〜。 
そうですね、「グラディエーター」や「プルーフ・オブ・ライフ」の”強い男””頼れる男”のイメージからすると、意外なほど肩の力が抜けた(抜けすぎ?笑)ロハスなラッセルがチャーミングでした♪
いやぁ〜本当に! 一ヶ月でいいから・・
夏休み一ヶ月とかね、休暇でその位過ごすにいい所ですよね〜農園の管理は専門家に任せて、監督のように別荘として持ちたいものです。

★ラクサナさん
暑いですねー もう拷問のような暑さ・・
お元気でしたかー?
ハイ〜 もう2回観ました(爆)
こんなクマゴロウ/ラッセルもチャーミングでしょ!?(笑)それにしても、随分頑張って笑いとってましたよね〜〜 肥溜めじゃなくてプールの腐葉土でしたね!(大爆)
そうそう、ワインを水で薄めてましたね^^フレディ君、ほんとに飲んでたのかしらん?
いやぁ〜まったくです。あんな暮らしにお客様でいいからお呼ばれしたい・・。避暑したーい!
田崎さんのお名前、ありましたね♪ 
Posted by マダムS at 2007年08月17日 12:39
あ〜これ。近々に見たいと思ってます。
原作読んだころはまだプロヴァンスが有名じゃなくて
わくわくしました。
あら〜下戸ですの?私も!
なんか人生ソンしている気分なんですよね。
Posted by Cartouche at 2007年08月20日 10:27
★Cartoucheさん
やっぱり?鑑賞予定に必ず入れていらっしゃるとは思ってました(嬉)
「〜12ヶ月」が出た頃はもう10年以上前じゃなかったですか? これじゃなくて、可愛らしい子供が主人公の「プロヴァンスのなんたら」って映画もあって・・あれも好きでしたが・・タイトルど忘れ(^^;)
そうなんですよね〜 ビールもワインもコップ一杯が限度なのです・・つまんないですねΣ( ̄ロ ̄lll)
Posted by マダムS at 2007年08月20日 23:33
マダム、お邪魔します。
jesterは2回見たのですが、レビューは辛口気味になってしまいました・・・・。

なんかワインが飲みたくなるような映画でしたね〜
(jesterは一口で真っ赤になっちゃいますけど)
それもあんな景色の中で飲めたら素敵ですよね。

どうもラッセルに期待してしまうのは「グラディエイター」とか「ビューティフルマインド」etc.etc.だもんで、ラブコメのヒーローとしてはどうかしらと思ってましたが、楽しそうにやってましたね、ラッセル。

監督さんもすごく楽しんでる感じ。なんか男のロマンだ〜と思いました。

あと、自分のレビューで書くの忘れましたが、管理人の奥さんが素敵でした。人生楽しんでるって感じがしました♪
Posted by jester at 2007年08月22日 08:32
★jesterさん
あ、jesterさんもあまり飲めないクチなんですねー?
そうなんですよね〜 私も飲めないくせに、あんな景色の中だったら飲んでみたいと思うような映画でした。
ほぉんとに、ラッセルがコメディだなんて!驚きましたけど、頑張ってました・・地だったりして(笑)
そうですね〜ロマンですよ、ロマン! あんな素敵な遺産を受け継いだ上に若くて美人をゲットだなんて!なはは。誰でも憧れますよねー。「トスカーナの休日」は男女逆バージョンかしらね(笑)
管理人の奥さんもフランスというよりラテンのノリで楽しそうでしたね♪
Posted by マダムS at 2007年08月22日 20:13
ちょっとご無沙汰でした。
体調を崩し、心身共に夏休みをしておりました。
で、やっと念願のこの作品を見てきましたが、
病み上がりにはぴったりでした。いやぁ〜、癒されました。とっても良かったです〜!!

>俳優と監督と原作者がとっても楽しんで作ったという雰囲気が画面から伝わってくるようでした

まさにその通りなので、見ている私たちも彼らと同じくと共感出来るのでしょうねっ♪

ロンドンと違った、プロヴァンスの人たちの美味しいワインと料理を食しての生活を楽しむシーンには、本当に羨ましく、美しい風景と共にまさに憧れを持ちました。
本当に一ヶ月ぐらい滞在したいで〜す♪
ラッセルのおじさんなりきり度には笑ってしまうと共に、あの髭をどうにかして欲しいのとテニスの時?の太いズボンはしまりがなくて・・・。
でも、彼の屈託のない笑顔には思わず私の顔もほころんだのは間違いがありません。
Posted by 紫の上 at 2007年08月31日 15:29
★紫の上さん
暫く音信がないのでどうなさったかなー?と思っていたんですよー 大丈夫ですか!?
それではこの映画、丁度良かったでしょう〜?
癒されますよね〜〜実に。
青臭い草の香りとぶどうの甘い香りがスクリーンからしてきそうな長閑な田舎の風景・・いいですよねー♪ 一ヶ月位滞在したいです ほんと♪
私、結局3回も観てしまいました(爆)
ラッセルのあのだぶだぶズボンはさすがに勘弁して欲しいですが(^^;) すっかり太ってしまって〜が〜ん!Σ( ̄ロ ̄lll)なんとかもうちょっと絞って欲しい・・ 笑顔はねチャーミングです。むふ。
Posted by マダムS at 2007年08月31日 21:08
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