
久々に「結末は話さないで」のおことわりメッセージ登場のサスペンス! とは言え、途中でだいたいの予想はつきますが・・
巨匠モリコーネの”子守唄”に酔い・・主役の女優さんの熱演に釘付けに!
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ、マッシモ・デ・リタ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演: クセニア・ラパポルト、ミケーレ・プラチド、クラウディア・ジェリーニ、 マルゲリータ・ブイ、ピエラ・デッリ・エスポスティ
原題:LA SCONOSCIUTA 公式サイト

素性を隠している人間がそれがバレそうになって慌てるシーンなどは、数々の映画などで出てきますが、一番スリルがありますよね(最近では「マッチ・ポイント」などは面白かった)。
とはいえ、ちょっと映画を沢山観てる人なら案外早い段階で結末が読めてしまい、あの『ユージュアル・サスペクツ』や『真実の行方』のようなひっくり返るほどの驚愕のラストではないので「ラストは云々」のメッセージは必要ないのでは?とも思います。
むしろ、サスペンスとしてではなく、ロシアから人身売買で売られてくる女性達の悲劇としてみれば上質な社会派ドラマの分類になるのかもしれないです。 臓器売買も含めて世界のどこかで暗躍するこういった闇の商売の実態に身の凍る思いがしますし、あれほどの悲惨な体験をしてしまったら、ほとんど異常と言えるほどに我が子に執着する母親としての思いにも共感出来なくはないと思いました。 メイドを雇う際に「外国人は難しい」と言った場面が出てきますが、舞台となったトリエステという場所がイタリアの北東のはずれに位置し、ほとんどロシアとの国境の町で、長い歴史の中で幾つもの国家に支配された数奇な運命を辿った地域と言う事を頭に入れてから観れば、これまた複雑な背景も見えてきて興味深いと思います。
モリコーネの音楽は最初の内はちょっと過剰かと思えるほどの緊迫感で迫り・・例の子守唄にはさすがと唸った。 メロディ覚えちゃうもんね

「絶望はやがて、金色の光に変わる」
って、これは10月6日から公開の『パンズ・ラビリンス』のキャッチ・コピーですが、そう思えるようなラストでした・・
火曜日にみたのですが、同時じゃなかったかな?
さすがマダム、先が読めたのですね・・・
私は途中まで「復讐物」だとばかりおもってみておりました・・・(汗)
「復讐」なのに、テアを愛してしまった、という展開なのかと・・・
だから、イレーナが何を目的にしているのかが読めたのはかなり後半になってからでしたわ〜
さらに、結構いくつか疑問点ものこったりして。
でもとっても楽しみました!
感謝でございます♪
おお〜 ご覧になりましたか!
私は先週の鑑賞でしたが、感想が遅れてしまって・・(^^;)
うんうん・・確かに復讐ものかとも思えますよねぇ! 実際あの男への激しい憎悪の結果が・・・ブルブルっ・・
ギモン点も残りました? そちらへ感想読みに伺いますねー。
久々にリアルタイムでお話出来ます(笑)
私も見てきました♪
内容を聞いていた時、『ゆりかごを揺らす手』みたいな話なのかと思っていたんですよ。
見ているうちに私も展開は読めて来たんだけど、でも最後の仕打ちは酷かった^^;
失神しちゃう気持ちも分かりますよねぇ。
『言葉は解らないけど大好き』ってテオが言っていたあの子守唄。
私も言葉は解らないけど大好きになりました。
さすがのモリコーネって感じでしたよね♪
は〜い!こんにちは〜。
おおーご覧になりました!?
ああなるほど!「ゆりかごを揺らす手」は私は実は未見なんですが、あらすじなど読むと、これを以前に観ている方は今作をそんなイメージで観始めるのかも?なんて理解出来ました。
モリコーネの子守唄はあまりにも悲しい旋律ですけど、心に残りますよねーー! なんでもアカデミー賞の外国語映画賞のイタリア代表に決まったそうで、有力な候補かもしれませんね〜
まったく何にも知らないで見ると、サスペンスの部分をずっと楽しめたと思います。
この作品もネタバレ厳禁映画なんですね〜
(なのでマダムさんの感想を、まだ読むこともできません)
こちらでは観ることができなくて残念・・
DVDレンタル開始を楽しみにしますね。
そうなんですよねぇ〜 私もかなり気をつけて情報入れないようにして臨んだつもりなんですが・・ 予告編には本当に気を配って欲しいです。 むしろ悲惨な過去の方にかなり驚いたりしましたわ。
★さくらこさん
こんばんは〜
そうなんですよ〜 最初にことわり書きが出るんですよ。
DVD化されると良いですね! アカデミー賞外国映画賞にも参加するようですから、なるでしょうきっと。(^^)b
是非お楽しみに。
TBさせていただきましたー。
来日コンサートにも行ったエンニオ・モリコーネではありますが(ダンナに引っ張っていかれた)私にはちょっと音楽が重かったかなぁ・・・。
でも見ごたえのある作品でしたね。
私もわざわざネタバレ禁止令を出す必要はないのでは?と思いました。禁止令を出すほどの「秘密」でもないし、そもそもこの作品を観る方はそんな無粋なコトしなさそうですわ。
おお!モリコーネのコンサートに行かれた事がおありなんですね〜? ご夫妻で共通の良い趣味お持ちとは益々羨ましい!
確かに!前半のオドロオドロシイ音楽はちと重すぎだったですね(^^;) 難しいものです。
でしょう? >禁止令
最後のオチよりも途中でもう十分驚いてびびってますから・・ 意外なラストではなかったです(笑)
単館系の劇場に来るお客は映画ファン同士の最低限のエチケットは自然に身についてますからね、んでも私の観た回に巨大なポップコーンを手に入ってきた若い女性がいたんですよねー「おいおい、そんなのポリポリ食べながら観るような映画じゃないでしょー」と思ったのは私だけ?
TBしましたがどうぞお気になさらず。。
カムバックなさったらお知らせくださいませ〜
そうそう私、これを観るのに、ようやく初めて、川崎の109シネマズに足を踏み入れましたよー。
(みく日記に記しましたのですが。)
ロビーも広かったしなかなかいい感じでしたー。
先週はパンズを観るべくまた川崎でしたー。
すいててよいですー。
香港旅行記の方もちらりちらりと拝見いたしました。
楽しげで何よりですー。
私は香港や中華圏には全然行ったことがないのでピンポイントでコメントできないのが残念ですが・・・。
そして、いよいよTIFF開幕なのですが、実は私もようやく旅ができそうです。
TIFF通いを断念して今年初の国外脱出予定ー。
一応アジアなんですよ。
でもマダムの行かれたポピュラーなアジアとは大違いかしら・・・
映画ブログお休みは寂しいですが、お互い労働に遊びに芸術の秋に勤しみましょうー
おお!コメント有難うございます♪
ちょっとおさぼりを決めこんで、失礼させて頂きますぅ〜。
おやまあ!?川崎は109は初めてでいらした?
今まではチッタとTOHOだけでしたかー!
なかなかいいでせう? 平日昼間などはもうほとんど貸し切り状態でエグゼクティヴ・シートでゆったーり観れますよ! この味しめちゃうとわざわざ多摩川越えする気なくなりますだ。
「パンズ」も観たいーー!
そして、おお〜〜いよいよ今年も海外脱出されるのですね? アジアですか?わぁ〜何処でしょう〜?イランじゃないですよね?(汗;)
私はポピュラーも何も、全然何処にも行ってないですから・・取り合えず何処でもいいんですよ(爆)
気をつけて行ってらっしゃいませ!!!