

第17回目の東京国際映画祭が10/23〜31日、渋谷と六本木を会場に行われた。
六本木は今年から初めて”六本木ヒルズ”を会場として使用となったが、沢山人を集めての記者会見場などの施設や、シネコンが同じ敷地内にある為、主催者やゲストには便利だろうし、観客にとっても色んなイベントも一緒に楽しめるという利点があるだろう。
しかし、シネコンでの映画の上映に関しては、舞台が客席に近いのでゲストと身近に触れ合える点と、良い音響と見やすい座席で利点も多いが、キャパが一般劇場に比べて少ないだけに、人気俳優の舞台挨拶などのあるプログラムに関してはこれから益々一般の人達のチケット争奪が激しくなるのでは?という危惧がある。
実際会場の中程の一番良い席の相当数は招待者席と思われ(有名人の顔がチラホラ見えた)それだけ一般席が少なくなる。 ポップコーンの香りが立ち込める場内というのも、今までの映画祭の雰囲気とは違うような?
ともあれ、今年はゲストは華やか・・ハリウッドから大物俳優(ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、トム・ハンクス、ジョシュ・ハートネット、ヘイデン・クリステンセン、ケビン・クライン)、アジアからは今をときめくイ・ビョンホンとチェ・ジウ、チャウ・シンチーなどなど・・。
私はネットでチケットが運良く買えた2作品のみ鑑賞してきた。
特別招待作品の『ニュースの天才』と
『五線譜のラブレター』
両方共 実話を元にした作品で、主演俳優の舞台挨拶付きである♪
(チケット入手の苦労話はまた別に「人気俳優の舞台挨拶」の記事で・・)
舞台挨拶の様子☆ケビン・クライン(五線譜のラブ・レター)当初は監督も来日の予定だったのにキャンセルだったようで、一人の寂しい挨拶。
さすがにちょっとお年を召した印象だが、ダンスのようなおどけた格好など見せたりしてお茶目さは健在。
この作品の撮影の為にピアノのレッスンを熱心にしたそう。
(映画では手元が映らないのは残念だが・・汗)
新潟地震のお見舞いなど述べ、これが初来日だが何故今まで来てくれなかったのか?の司会者の質問には しきりに申し訳ないと繰り返しきっと何か撮影などで忙しくてこれなかったのだろう・・
今回はちょうど暇だったので来たとの事。
何度も来日している妻のフィーヴィー・ケイツからは話を良く聞いていたそうだ。
☆ヘイデン・クリステンセン(ニュースの天才)黒いスーツの下に黒いTシャツ姿で登場・・SWで見た印象よりもずっと華奢で若く見える。
高校生に見えるといってもいい位。
この作品でジャーナリズムに関心を持ったか? の質問に「どんなものか勉強になったよ」 など明るく気さくに答えていた。
しかしあの女性司会者はなに!? その辺のコギャルのような場違いのファッションで、質問もレベルが低いし・・いつもの(昨夜も)例の襟○○○氏も嫌だけど、なんとかならんものか・・。最後には会場の観客に向かって手を上げて掛け声をと強要する始末! 一度ならまだしもヘイデン君にも何度もしつこく繰り返して、まだ声が小さいのなんのと おいおいちょっと場所間違えてませんか状態だった。
映画祭を純粋に楽しみに来ている映画ファンには苦笑ものだった。
<余談>映画祭は会場での有名人ウォッチングも楽しみの一つ。
今回は、落語家の立川談志ご一行様、クリス・ペプラー、森ビルのペントハウスの住人の”あの方”などの顔が見えました[:楽しい:]